特許
J-GLOBAL ID:200903039844862554

沸騰水型原子炉とその構造材の腐食防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-079781
公開番号(公開出願番号):特開平6-293982
出願日: 1993年04月06日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 沸騰水型原子炉において、放射性窒素である16Nのタ-ビン系への移行を抑制しつつ、腐食環境緩和の困難な炉心構造材の腐食を防止する。【構成】 沸騰水型原子炉炉心部1の炉水中に電極10を設け、電極10と炉心構造材との電位差を必要に応じて制御し、炉心構造材の電位を標準水素電極電位基準で-230mV以下に低減する。放射性窒素16Nのタ-ビン系への移行を抑制しつつ、水素注入による腐食環境緩和が困難な炉心構造材の腐食が緩和できる。これにより主蒸気系配管およびタ-ビン系の放射能量、ひいてはサイト敷地境界の線量率を抑制しつつ、炉心構造材の腐食を低減することが可能となる。
請求項(抜粋):
沸騰水型原子炉冷却水中に原子炉構造材と電気的に接続した電極を設けると共に、該電極として、可逆電位が標準水素電極電位に対して-0.45V以下の金属を用い、原子炉構造材の電位を制御することを特徴とする沸騰水型原子炉構造材の腐食防止方法。
IPC (3件):
C23F 13/12 ,  C23F 13/20 ,  G21D 1/00
FI (3件):
C23F 13/00 F ,  G21D 1/00 GDB W ,  G21D 1/00 GDB Y

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