特許
J-GLOBAL ID:200903039848121907
壁パネルの取付構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中川 周吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-053450
公開番号(公開出願番号):特開平7-259227
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】地震時に建物の躯体から壁パネルに対し面と平行な力或いは面に垂直な力が作用したときに壁パネルの破壊を防止する。【構成】梁7に固着された定規アングル8に一方側に所定の幅と長さを持った長孔4aを形成した取付プレート4の他方側を溶接する。壁パネル1に設けたアンカーナット2と対向したボルト孔3aを有し、取付プレートの長孔を形成した面の端部よりも突出する長さを有する補強プレート3を壁パネルに固着する。補強プレート3のボルト孔3aよりも大きい外径と取付プレート4の厚さよりも長いスペーサーカラー9を介してボルト部材5を取付プレート4の長孔4aに貫通させると共にアンカーナット2に螺合させる。【効果】壁パネルが躯体に対し相対的な移動の自由度を持って取り付けられる。このため、地震時に発生する躯体の変位を吸収することが出来る。
請求項(抜粋):
梁に固着されて壁パネルの取付位置を規定する定規部材と、長手方向の一方側が前記定規部材に溶接され他方側に所定の幅と長さを持った長孔を形成した取付プレートと、壁パネルに固着され該壁パネルに設けたアンカーナットと対向したボルト孔と前記取付プレートの長孔を形成した面の端部よりも突出する長さを有する補強プレートと、前記取付プレートと補強プレートを介して壁パネルに設けたアンカーナットに螺合するボルト部材と、前記補強プレートのボルト孔よりも大きい外径とボルト部材のネジ径よりも大きい内径を有し且つ取付プレートの厚さよりも長い筒状の規制部材とを有し、前記取付プレートの長孔に前記規制部材を介してボルト部材を貫通させると共に壁パネルに設けたアンカーナットに螺合することを特徴とした壁パネルの取付構造。
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