特許
J-GLOBAL ID:200903039850541530

2官能性フェニレンエーテルのオリゴマー体とその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-196569
公開番号(公開出願番号):特開2003-012796
出願日: 2001年06月28日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】高周波対応の低誘電特性、熱衝撃等でマイクロクラックが発生しない強靭性を併せ持つ樹脂で、成形加工性と他樹脂との相溶性を改良した次世代エレクトロニクス材料を提供する。【解決手段】剛直なビフェニル骨格をもち、酸化速度を緩和にするために2位にメチル基を有する2価のフェノールと、少なくとも2,6位にメチル基を有する1価のフェノールを、ケトン系溶剤中で酸化重合する事により、汎用溶媒に可溶な2官能性フェニレンエーテルのオリゴマー体が効率よく合成される。これによって、ポリフェニレンエーテルの優れた電気特性と強靭性を引継ぎつつ、成形加工性と他樹脂との相溶性の改善および末端フェノール性水酸基の容易な変成反応が可能となった。
請求項(抜粋):
構造式(2)で示した2価のフェノールと、構造式(3)で示した1価のフェノールとの酸化重合で得られる以下の構造式(1)【化1】【化2】【化3】(式中、R1,R2は、同一または異なってもよく、ハロゲン原子または炭素数6以下のアルキル基またはフェニル基である。R3は、同一または異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子または炭素数6以下のアルキル基またはフェニル基である。m, nは、少なくともいずれか一方が0でない、0〜100の整数を示す。)で示したR1,R2が水素原子でないことが必須の2官能性フェニレンエーテルのオリゴマー体。
IPC (3件):
C08G 65/44 ,  C07C 41/50 ,  C07C 43/295
FI (3件):
C08G 65/44 ,  C07C 41/50 ,  C07C 43/295 C
Fターム (11件):
4H006AA01 ,  4H006AA02 ,  4H006AB84 ,  4H006AB91 ,  4H006AC43 ,  4H006BB16 ,  4H006GN02 ,  4H006GP06 ,  4H006GP12 ,  4J005AA26 ,  4J005BB01
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭63-295632
  • 特開昭62-041223
  • 特開昭54-033594
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-295632
  • 特開昭62-041223
  • 特開昭54-033594
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