特許
J-GLOBAL ID:200903039856148830

液体標本から細胞サンプルを収集する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-515217
公開番号(公開出願番号):特表平9-505890
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】液体標本から細胞サンプルを収集するための方法及び装置は、内部に標本が導入される収集レセプタクル(10)を、収集レセプタクル(10)の排出口(14)に連通状態に配置された濾材(20)と、収集レセプタクル(10)から標本を吸引しフィルター(20)を通過させて標本の細胞成分を濾材(20)に捕獲し分析用細胞サンプルを形成する移送デバイス(40)と共に使用する。収集レセプタクル(10)と濾材(20)及びその支持体(18)と移送デバイス(40)とは臨床環境で使用されるキット形態で供給され得る。低圧容器を使用してもよく、移送デバイス(40)及び低圧容器(40)は、濾材(20)を通過した液体標本の廃棄容器としても機能する。
請求項(抜粋):
細胞成分を含有すると推測される液体標本を排出口を有する収集レセプタクルの開口端に導入し、 排出口と濾材とを両者間の密封通路を介して流体連通状態に配置し、前記濾材には、推測された所望の細胞を液体標本から保持するための十分に小さい寸法の細孔を設けておき、前記濾材をフィルター容器の流入口と流出口との間に収容し、前記流入口を前記排出口と密封的に係合するように構成しておき、 濾材の両側に圧力差を作用させ、液体標本が収集レセプタクルの排出口及び濾材を通過するように前記圧力差を密封通路を介して液体標本に波及させる段階から成り、前記差圧は、閉鎖低圧チャンバの侵入可能なクロージャーエレメントを前記流出口で押し抜くことによって、前記流出口と閉鎖低圧チャンバとの間に密封的な流体連通を成立させるように作用し、これによりフィルター容器が相対真空下に維持され、液体標本の任意の細胞成分のサンプルが濾材に捕獲されることを特徴とする細胞成分を含有する液体標本から細胞を濾材に収集する方法。
IPC (7件):
G01N 1/04 ,  B01D 29/01 ,  B01D 35/02 ,  B01L 3/00 ,  C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/48
FI (9件):
G01N 1/04 H ,  B01L 3/00 ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 33/48 S ,  C12N 15/00 ZNA A ,  B01D 29/04 510 A ,  B01D 29/04 510 D ,  B01D 29/04 530 A ,  B01D 35/02 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特許第4812293号
  • 特開平4-048242
  • 特許第4427415号
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