特許
J-GLOBAL ID:200903039885013030

自動分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197144
公開番号(公開出願番号):特開平6-043174
出願日: 1992年07月23日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 液状成分と固体成分とに分離された検体から液状成分を効率良く抽出し、抽出した液状成分量を正確に検出できる自動分析装置を実現する。【構成】 制御部61はノズル41が吸引動作を行いながら検体容器42に接近するように、モータ40、48を制御する。ノズル41の先端が時点t1で液状成分43の上面に到達すると、圧力検出器50の信号が急激に上昇する。この時点で、ノズル41の下降を一時停止し、ノズル41を一定量上昇させ、シリンジ47を元の状態に戻す。時点t2からノズル41及びシリンジ47を下降させながら、液状成分をノズル41内に吸引する。時点t3でノズル41が分離剤44に侵入すると、圧力検出器50の信号が急激に上昇する。この時点で、ノズル41の下降及びシリンジ47による吸引を停止する。この間のシリンジ47の吸引動作量からノズルの抽出液体量56が制御部61により正確に算出される。
請求項(抜粋):
固形成分と液状成分とが分離された検体が収容される検体容器と、ノズルを有し、このノズルにより上記液状成分を吸引吐出するための吸引吐出機構と、吸引吐出機構の吸引吐出圧力を検出する圧力検出器と、ノズルを移動するノズル移動手段と、圧力検出器からの検出信号により、ノズルの位置を判断するノズル位置判断部と、上記検体容器から抽出される液状成分量を記憶する記憶部と、吸引吐出機構及びノズル移動手段により、ノズルを、吸引動作させながら上記検体容器の開口部に移動させ、上記判断部からの位置信号により、ノズルが検体容器内の液状成分上面から固形成分上面まで移動したことを判断し、この移動の間の吸引吐出機構の動作量から、吸引吐出機構が吸引した液状成分量を算出し、算出した液状成分量を上記記憶部に記憶させるとともに、ノズル移動手段により、ノズルを検体容器内から外部へ移動させる演算制御部と、を備えることを特徴とする自動分析装置。

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