特許
J-GLOBAL ID:200903039885167631

金属膜積層高分子フィルム複合膜の製造装置及び製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113176
公開番号(公開出願番号):特開平6-322585
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】後工程の張力にも耐え、平滑で厚みの薄い金属膜が得られ、しかも製造コストの低い金属膜と高分子フィルムの複合膜を安定して製造する装置及び方法を提供する。【構成】導電性薄膜が被覆された高分子フィルムの導電性薄膜面を、第1通電ロールに接触走行させ、次いでそのフィルム面を回転ドラムロールに接触させながらメッキ液内を通して供給したあと、前記導電性薄膜を第2通電ロールに接触させて排出し、この高分子フィルムの走行時に前記電極ロールとメッキ液面間に存在する高分子フィルムに空気冷却装置により空気を吹き付け同フィルム温度を50°C以下にしながら、前記回転ドラムロール下方のメッキ液中に配設された陽極板と前記通電ロールと間に電圧を印加して電解メッキを行い、高分子フィルムの表面に金属膜を積層する。
請求項(抜粋):
導電性薄膜で被覆された高分子フィルムの導電性薄膜上にメッキ法にて金属膜を連続的に被覆する複合膜の製造装置であって、高分子フィルムの走行路の前後に配設される平行な第1及び第2の通電ロールと、該通電ロール間に設置される大径の回転ドラムロールと、該回転ドラムロールの下部を浸漬するメッキ液を収容するメッキ液槽と、前記メッキ液槽内で前記回転ドラムロールの浸漬周面に対向して配置される板状陽極板と、前記薄膜表面が前記一対の通電ロール面に接触すると共に、前記フィルム表面が前記回転ドラムロールの下部周面に接触して走行する高分子フィルムの各通電ロールとメッキ液の液面との間に存在する高分子フィルム温度を50°C以下に温度制御手段を備えたことを特徴とした金属膜積層高分子フィルム複合膜の製造装置。
IPC (2件):
C25D 7/06 ,  C25D 5/56

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