特許
J-GLOBAL ID:200903039889754868

データ伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-252437
公開番号(公開出願番号):特開平6-104942
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】符号化変調方式を用い送信側が畳込み符号器を有し、受信側がビタビ復号器を有する通信装置によるデータ伝送方式において、情報速度が可変の場合においても、同一の変復調器が使用可能なデータ伝送方式を提供し、かつ、使用帯域の範囲を同一として、データ伝送方式の周波数帯域の有効利用を図る。【構成】送信側では畳込み符号器41の出力と情報ビットのみの出力との2系統の信号を生成してこの2系統の信号を周期的に切り換えるセレクタ10を備えて符号化率可変の符号器を作り、受信側では指定した送信側の畳込み符号器41の信号を復号するビタビ復号器を備え、さらに情報ビットのみの受信シンボルが入力されたときのみ、枝メトリックを再構成する回路12,13と、情報ビットのみの中で符号化に依存しないビットを指定する回路14,19,20を付加している。
請求項(抜粋):
送信側においてシリアルデータを並列変換して畳み込み符号化により冗長ビットを付加する第1のデータ系列信号と前記冗長ビットを外して代りにデータビットを付加する第2のデータ系列信号とを出力する直列並列変換手段と、前記第1のデータ系列を入力して前記冗長ビットを出力する畳み込み符号化手段と、前記第1のデータ系列信号に前記冗長ビットを付加した符号化信号と前記第2のデータ系列とを入力して所定の周期で交互に選択する選択手段と選択された信号を二次元の信号点に写像する機能を備え、受信側において復調された二次元のIチャネル,Qチャネル軟判定データを入力して前記符号化信号ならびに前記第2のデータ系列信号と各信号点との尤度を求める枝メトリックデータを出力する枝メトリック発生手段と、前記第2のデータ系列信号に対応する枝メトリックデータを入力してその大小関係を調べる比較手段と、前記比較手段の結果を入力して再編成された枝メトリックデータを選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段の出力データと前記符号化信号に対応する枝メトリックデータとを周期的に選択する第2の選択手段と、前記第2の選択手段の出力である枝メトリックと前時刻までの生き残りパスのメトリックとを加算し、ある状態に合流する最も確からしいパスを選択するACS(AddCompare Select)回路と生き残りパスを記憶するパスメモリと現時刻の最尤のパスメトリックを求める最尤パス判定器と再尤パス判定器の情報により、現時刻の復号ビットの推定値をパスメモリより出力する最尤パス判定手段と、前記比較手段の比較結果を示す出力信号を前記最尤パス判定手段を通過する時間に対応して一定期間保持する保持手段と、前記保持手段の出力信号を入力し前記最尤パス判定手段の出力信号の制御により前記第2のデータ信号の推定付加ビットを選択する第3の選択手段と、前記最尤パス判定手段の出力信号と前記第3の選択手段の出力信号とを入力して並列直列変換する手段とを有することを特徴とするデータ伝送方式。
IPC (3件):
H04L 27/18 ,  H03M 13/12 ,  H04L 25/08

前のページに戻る