特許
J-GLOBAL ID:200903039893992803
ノイズ除去されたインピーダンスを感知する速度応答心臓用ペースメーカー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-516956
公開番号(公開出願番号):特表平10-509079
出願日: 1995年11月13日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】体内埋込型の、速度応答ペースメーカーで、心臓の拍動量の指標として心臓内のインピーダンスの変化に敏感であるペースメーカーであり、そのペースメーカーにおいては、心臓内電位、筋電位信号、ペーシングによる生成電位、ペーシングによる後電位のような共通の干渉信号はインピーダンス測定値から削除されている。心臓用ペースメーカーは、充足コンデンサーを、心臓内部に埋込まれた電極を通して第2の電極または、ペースメーカーの缶または箱へ放電することにより、心臓のインピーダンスの変化を感知する。充足コンデンサーは選ばれた短い周期で放電され、その後コンデンサー内に残った電圧は測定される。充足コンデンサーからの放電電圧の測定誤りを最小化するために、放電時間である選ばれた短い周期は心臓用ペースメーカーによって動的に変化され得る。しかしながら、この充足コンデンサーを放電させることに優先して、心臓用ペースメーカーは欠乏コンデンサーを充電することによって2電極間の患者の心臓または身体の電気状態のサンプルを得ている。欠乏コンデンサーのサンプル電圧は充足コンデンサーの残留電圧から減じられ、結果の電圧はペースメーカーの速度を調整するために用いられる。
請求項(抜粋):
患者の心臓をペーシングする為の手段と、 患者の身体内部の少なくとも一つの部位における患者の身体の固有電位状態をサンプリングし、前記固有電位状態に相互に関連づけられる第1の信号を発生させる手段と、装置上の少なくとも2点間に電流を流す手段と、前記電流の利用に応じて電圧を感知し、前記電圧と相互に関連づけられる第2の信号を発生させる手段と、そして合成信号を発生させる為に前記第1及び第2の信号を合成する手段とを含む、患者の身体内部のインピーダンスを測定する為の手段と、 前記合成信号から代謝作用の要求であるパラメーターを導出する手段と、 そして、 前記代謝作用の要求であるパラメーターに関してペースパラメーターを調整する手段とを有することを特徴とする心臓刺激装置。
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