特許

J-GLOBAL ID：200903039895252939

写真フイルムパトローネ

発明者： 榎本 雅洋 ,  安井 元忠 ,  廣瀬 萬壽彦
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 小林 和憲
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-032412
公開番号（公開出願番号）：特開平8-146562
出願日： 1995年02月21日
公開日（公表日）： 1996年06月07日
要約：

【要約】【構成】 写真フイルムパトローネ部品であるスプール軸26の両端部に、薄肉円板状のリップ付きフランジ27,28を取り付ける。これらのリップ付きフランジ27,28を、外径15mm以上、厚み0.3mm以下、輪郭が円形となる最大の投影面積が100mm2 以上の形状で射出成形する。この射出成形には、熱変形温度が18.6kg/cm2で80°C以上、曲げ弾性率が13,000Kg/cm2〜30,000Kg/cm2、表面硬さがロックウェルRスケールで80以上の物性値を有し、且つ金型内での流動性に優れた樹脂を用いる。【効果】 射出成形によって薄肉フランジを精度よく製造することができ、品質の安定化が図れる。また、高速・大量・自動化生産が可能になり、コストダウンが図れる。

請求項（抜粋）：

写真フイルムをロール状に巻回したスプール軸と、このスプール軸に取り付けられる一対のフランジと、写真フイルムの最外周側縁部を包み込むようにフランジの少なくとも一方の外周に一体に形成され、写真フイルムの巻き緩みを防止するリップとを備えた写真フイルムパトローネにおいて、前記リップを有するフランジは、外径15mm以上、厚み0.3mm以下、輪郭が円形となる最大の投影面積が100mm2 以上の形状で射出成形されており、熱変形温度が18.6kg/cm2で80°C以上、曲げ弾性率が13,000Kg/cm2〜30,000Kg/cm2、表面硬さがロックウェルRスケールで80以上の物性値を有し、且つ金型内での流動性に優れた樹脂が用いられていることを特徴とする写真フイルムパトローネ。

IPC (5件)：

G03C 3/00 530 ,  G03C 3/00 540 ,  G03C 3/00 ,  G03C 3/00 560 ,  B29C 45/00