特許
J-GLOBAL ID:200903039901283892
位置決めシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-097911
公開番号(公開出願番号):特開平11-295409
出願日: 1998年04月09日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 信頼度の高い位置決めシステムを提供する。【解決手段】 基地局6の周囲を複数のメッシュに区切り、電波伝播の良いメッシュ、悪いメッシュ、ないメッシュに分類する。電波伝播の良いメッシュに対しては、電波発生源から直接放射される電波だけでなく電波発生源から放射された後地面によって反射された電波にも基づいた電界強度を、また、電波伝播の悪いメッシュに対しては、直前の障害物により回折されて移動局7に届く電波と、直前の障害物により回折されさらに直後の障害物により反射されて移動局7に届く電波に基づいた電界強度を、それぞれ、電波発生源からの距離に関係づける。移動局7は、基地局6について電界強度を測定する。そして、測定された電界強度と、各メッシュについての上記した電界強度と電波発生源からの距離の関係とを用いて、移動局7の位置特定を行なう。
請求項(抜粋):
電波発生源について電界強度を測定する移動用端末機の位置決めシステムであって、前記電波発生源を中心としてその周囲を所望の大きさのメッシュに区切る手段と、前記電波発生源周辺を含む電子地図をもとに、前記メッシュを、電波伝播の良いメッシュと、電波伝播の悪いメッシュとを含む複数種類に分類する分類手段と、前記電波発生源の送信電力をPin[W]、前記移動用端末機のアンテナ利得をG、前記電波発生源の高さをh1 [m]、前記移動用端末機のアンテナの高さをh2 [m]、前記電波発生源が放射する電波の波長をλ[m]、前記電波発生源と前記メッシュとの地上距離をD[m]とした場合に、前記電波伝播の良いメッシュの電界強度Ea [μV/m]を、複数の前記D[m]に対して、下記の式【数1】を用いて求め、かつ、前記電波発生源からの電波の進行方向について前記メッシュの直前の障害物から前記メッシュの直後の障害物までの距離をD2 [m]、前記電波発生源からの電波の進行方向について前記直前の障害物から前記メッシュまでの距離をD3 [m]、前記直前の障害物の高さをh3 [m]、前記直前の障害物により回折されて届く電波と前記直前の障害物により回折されさらに前記直後の障害物により反射されて届く電波の振幅の比をLr 、前記電波発生源から放射された電波の前記直前の障害物への入射角をθ3 とした場合に、前記電波伝播の悪いメッシュの電界強度Eb [μV/m]を、複数の前記D[m]に対して、下記の式【数2】を用いて求める電界強度算出手段と、前記電界強度算出手段により求められた電界強度と、前記移動用端末機が測定した電界強度とを比較することにより、前記移動端末機の位置を特定する位置特定手段とを含む、位置決めシステム。
IPC (2件):
FI (2件):
G01S 5/02 Z
, H04B 7/26 106 B
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