特許
J-GLOBAL ID:200903039902854389

ハイブリッド変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-049713
公開番号(公開出願番号):特開2003-247613
出願日: 2002年02月26日
公開日(公表日): 2003年09月05日
要約:
【要約】【課題】 前進または後進で差動装置がエンジンやモータからの出力を増幅して出力し得るようにし、発進性能を向上させたり、モータの小型化を可能にする。【解決手段】 シングルピニオン遊星歯車組4およびダブルピニオン遊星歯車組5よりなり、サンギヤSs、サンギヤSd、リングギヤRs、リングギヤRdおよびキャリアCを回転メンバとするラビニョオ型プラネタリギヤセット2に対し、RdにエンジンENGを結合し、Cに車輪駆動系Outを結合する。Sdに内側のモータ/ジェネレータMG1(ロータ3ri)を、また、Ssに外側のモータ/ジェネレータMG2(ロータ3ro)を結合し、RsをフォワードブレーキF/Bにより制動可能する。Dレンジで、段差乗り越え時などの大駆動力要求時は、F/Bの作動によりリングギヤRsを停止させた状態で、ENGからRdへの回転をCより前進(正)方向の回転として出力させ、出力トルクがF/Bを支点とし、ENGを力点とし、Outを作用点とするレバー比でENGのトルクを増幅した値となるようにし、要求トルクをMG1,MG2の大型化に頼ることなくエンジン出力から得ることができるようにする。
請求項(抜粋):
キャリアを共有したシングルピニオン遊星歯車組およびダブルピニオン遊星歯車組により構成されて5個の回転メンバを有し、これらメンバのうち2個のメンバの回転状態を決定すると他のメンバの回転状態が決まる2自由度の差動装置を備え、前記ダブルピニオン遊星歯車組のリングギヤに主動力源からの入力を結合し、前記共通なキャリアに駆動系への出力を結合し、前記ダブルピニオン遊星歯車組のサンギヤに第1のモータ/ジェネレータを結合し、前記シングルピニオン遊星歯車組のサンギヤに第2のモータ/ジェネレータを結合し、前記シングルピニオン遊星歯車組のリングギヤを制動可能なブレーキを設けたことを特徴とするハイブリッド変速機。
IPC (2件):
F16H 3/72 ZHV ,  B60K 17/04
FI (2件):
F16H 3/72 ZHV A ,  B60K 17/04 G
Fターム (21件):
3D039AA04 ,  3D039AB02 ,  3D039AB27 ,  3D039AC39 ,  3D039AC74 ,  3D039AC78 ,  3J028EA25 ,  3J028EA27 ,  3J028EB10 ,  3J028EB16 ,  3J028EB37 ,  3J028EB62 ,  3J028EB63 ,  3J028EB66 ,  3J028FA14 ,  3J028FB06 ,  3J028FB13 ,  3J028FC17 ,  3J028FC24 ,  3J028FC62 ,  3J028GA03
引用特許:
審査官引用 (1件)

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