特許
J-GLOBAL ID:200903039907794023

四輪駆動車の駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-104160
公開番号(公開出願番号):特開平10-291425
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 車両走行状態において円筒状の回転軸の内部に潤滑油を好適に供給できる四輪駆動車の駆動装置を提供する。【解決手段】 リングギヤマウントケース150の回転に伴ってリングギヤ148により掻き上げられた潤滑油が、トランスファケース134に形成された貫通穴238、環状のスペーサ196に設けられた切口220等を通して、また、上記環状のスペーサ196の上側に設けられた切欠溝222を通して、それぞれ上記環状のスペーサ196の内部に供給され、その環状のスペーサ196の内部に連通する上記リングギヤマウントケース150の内部に供給されることになるので、潤滑油を供給すべき状態すなわち上記リングギヤマウントケース150が回転する車両走行状態において潤滑油を上記リングギヤマウントケース150の内部に好適に供給できる。
請求項(抜粋):
トランスアクスルに取り付けられたトランスファケース内に両端部においてころがり軸受を介して回転可能に支持されるとともに該トランスファケース内に封入された潤滑油が内部に供給される円筒状の回転軸と、該円筒状の回転軸の中間部の外周上に同心に且つ一体的に設けられるとともに前記トランスファケース内に封入された潤滑油を掻き上げる環状のギヤ部材とを含む四輪駆動車の駆動装置において、略半径方向に貫通して設けられた油路を備え、前記ころがり軸受の外周輪にその軸心方向に当接し且つ内部が前記円筒状の回転軸の内部と連通する環状部材と、前記ギヤ部材により掻き上げられた潤滑油を前記環状部材の外側から前記油路内に導入することによって前記環状部材の内側に連通する前記円筒状の回転軸の内部に潤滑油を供給する潤滑油流入装置とを含むことを特徴とする四輪駆動車の駆動装置。
IPC (2件):
B60K 17/344 ,  F16H 57/04
FI (2件):
B60K 17/344 D ,  F16H 57/04 J
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • トランスフアの潤滑装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-200212   出願人:アイシン精機株式会社, トヨタ自動車株式会社

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