特許
J-GLOBAL ID:200903039908532510

ピークツーピーク電圧制御装置を有する精密RC発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 宏嗣 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-542394
公開番号(公開出願番号):特表平11-510037
出願日: 1997年04月12日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】マイクロコントローラチップ内のRC発振回路(10)には、精確な高及び低電圧レベル(V2及びV1)の間でRC網のコンデンサ(14)の充電及び放電を制御するため直列RC網(22,14)に結合された出力端をもつフリップフロップ(20)のセット及びリセット入力端にそれぞれ結合された出力端を有する第1及び第2の比較器(16,18)が含まれている。各々の比較器の1つの入力端はRC網に結合され、一方第2の入力端はそれぞれの修正された高及び低しきい電圧レベル(Vh’,Vl’)に結合され、かくして発振器信号が精確な高及び低電圧レベル(V2,V1)を上回らないようになっている。発振器の出力周波数は、低電圧レベル(V1)の異なる値を選択することによって調整できる。
請求項(抜粋):
振動の周波数がRC網の時定数及び第1及び第2の電圧の間の差の両方によって決定され、供給電圧源から生成された第1の電圧と第2の電圧の間で振動信号が精密に振動するようにすることによって直列抵抗器-コンデンサ(RC)網を横断して予め定められた周波数の振動信号を生成するための回路において、 振動信号の電圧が第1のしきい電圧を上回った時点で開始するコンデンサを横断する電圧の放電のため、及び振動信号の電圧が第2のしきい電圧より下まで降下した時点で開始するコンデンサを横断する前記電圧の充電のための充電-放電用手段; コンデンサを横断する前記電圧の放電の開始時点で振動信号の第1のサンプリング電圧を得るため、前記充電-放電手段に結合された第1のサンプリング手段; 第1の電圧と前記第1のサンプリング電圧の間の電圧差によって修正された第1の電圧となるように前記第1のしきい電圧を調整するため前記第1のサンプリング手段に結合された第1の補償手段; コンデンサを横断する前記電圧の充電の開始時点で振動信号の第2のサンプリング電圧を得るための、前記充電-放電用手段に結合された第2のサンプリング手段; 第2の電圧と前記第2のサンプリング電圧の間の電圧差によって修正された第2の電圧となるように前記第2のしきい電圧を調整するための、前記第2のサンプリング手段に結合された第2の補償手段;及び 考えられる複数の異なる電圧から第2の電圧を選択しかくして第1及び第2の電圧の間の電圧差を選択するための、前記第2の補償手段に結合された電圧差設定手段;を組合わせた形で含んで成る回路。

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