特許
J-GLOBAL ID:200903039911669217

耐HIC性に優れた高強度鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-342642
公開番号(公開出願番号):特開2000-160245
出願日: 1998年12月02日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】この発明は、加速冷却による鋼板表面の硬化を抑制し、耐HIC性に優れた高強度鋼板を提供する。【解決手段】C:0.03〜0.08%、Si:0.03〜0.50%、Mn:1.0〜1.8%、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%、Ca:0.0005〜0.0025%を含有した鋼片を加熱後、950°C以下のオーステナイト温度域で圧下率60%以上で圧延し、Ar3-50°C以上から鋼板の表面温度が500°C以下となるまで鋼板中央部の平均冷却速度5°C/秒以上20°C/秒以下で冷却し、さらに鋼板中央部の平均冷却速度5°C/秒以上50°C/秒以下で600°C以下まで冷却する。冷却期間中、初期と後期で冷却速度を変化させた加速冷却を組合わせ、加速冷却による表面硬化を抑制する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.03〜0.08%、Si:0.03〜0.50%、Mn:1.0〜1.8%、P:0.010%以下、S:0.002%以下、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%、Al:0.01〜0.07%、Ca:0.0005〜0.0025%を含有し、かつC+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5≧0.26を満足する残部Feおよび不可避不純物からなる鋼を1000〜1200°Cに加熱し、950°C以下のオーステナイト温度域で圧下率60%以上の圧延を行った後、Ar3-50°C以上から鋼板の表面温度が500°C以下となるまで鋼板中央部の平均冷却速度5°C/秒以上20°C/秒以下で冷却し、さらに鋼板中央部の平均冷却速度5°C/秒以上50°C/秒以下で600°C以下まで冷却することを特徴とする耐HIC性に優れた高強度鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C21D 8/02 C ,  C22C 38/00 301 F ,  C22C 38/58
Fターム (20件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA01 ,  4K032BA03 ,  4K032CA02 ,  4K032CB02 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03
引用特許:
審査官引用 (7件)
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