特許
J-GLOBAL ID:200903039912491438
車両用シート
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-302879
公開番号(公開出願番号):特開2009-126322
出願日: 2007年11月22日
公開日(公表日): 2009年06月11日
要約:
【課題】ウォークイン機能とチルトダウン機能とを備えた車両用シートにおいて、ウォークイン操作時におけるシート本体の前方側への退避スペースをより広く確保できるようにする。【解決手段】シートバック2はリクライニング装置20によってベースフレーム4と連結されている。シートバック2の背凭れ角度を記憶するメモリ装置10はシートバック2に連結されたフック11とベースフレーム4に連結されたポール13とを有し、フック11やポール13が中間部材7と係合することで中間部材7の各回転留めを行う。中間部材7にはシートクッション3と一体連結された第1リンク5が回転可能に連結され、中間部材7がシートバック2と一体的に前倒れ回転する時にシートクッション3が前方側に沈み込み移動する。ウォークイン機能の操作時にはフック11と中間部材7との係合が外されてシートバック2が中間部材7やベースフレーム4に対して単独で前傾する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
シートバックの前倒し動作に連動させてシートクッションを下方側に沈み込ませるチルトダウン機能と、シートバックを前傾姿勢に切り換えると共にシート本体を車両前方側にスライドさせられるようにするウォークイン機能とを備えた車両用シートであって、
前記シートバックをフロアに対してスライド可能とされたベース部材に対して背凭れ角度調整可能に連結するリクライニング装置と、
該リクライニング装置によるシートバックの背凭れ角度の保持位置を記憶して該保持位置から傾動させたシートバックを傾動前の保持位置に戻せるよう作動するメモリ装置と、
該メモリ装置が係合したり離脱したりする係脱部品として前記リクライニング装置の外周面部に回転可能に組み付けられた中間部材と、を有し、
前記メモリ装置は前記中間部材の外周位置で前記シートバックに連結された第1の係脱部材と前記ベース部材に連結された第2の係脱部材とがそれぞれ前記中間部材に対して係合することで該中間部材をシートバック或いはベース部材に対して回転留めする構造となっており、前記中間部材にはシートクッションと一体連結された第1リンクが回転可能に連結され、該シートクッションには前記ベース部材に起倒回転可能に連結された第2リンクが回転可能に連結され、前記チルトダウン機能の操作時には前記リクライニング装置の回転留め状態の解除に加えて前記メモリ装置の第2の係脱部材の係合状態が解除されることにより前記シートバックが前記中間部材と一体的となって前倒れ方向に傾動し前記シートクッションが前記第1リンクに押動されて下方側に沈み込み、前記ウォークイン機能の操作時には前記メモリ装置の第1の係脱部材の係合状態が解除されて前記シートバックが前記中間部材に対して単独で前傾するようになっていることを特徴とする車両用シート。
IPC (4件):
B60N 2/20
, B60N 2/22
, B60N 2/06
, A47C 1/025
FI (4件):
B60N2/20
, B60N2/22
, B60N2/06
, A47C1/025
Fターム (9件):
3B087BA02
, 3B087BD01
, 3B087BD03
, 3B087BD19
, 3B087CA01
, 3B099AA05
, 3B099BA04
, 3B099CA08
, 3B099CB03
引用特許:
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