特許
J-GLOBAL ID:200903039923748147
フロートバルブ型分水工
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-011369
公開番号(公開出願番号):特開平10-204854
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 末端弁群の開度をコントロールするなど下流側配管抵抗の適正管理を行なわずとも、分水路内の水位が所定値以下になって空気が巻き込まれることを防止して、下流側配管網での円滑な流れを保持できるようにする。【解決手段】 水槽1に接続された流入管2の先端部に配置されたバルブ3をフロート8の上下動に応じて開閉させるパンタグラフ式リンク機構9を設けるとともに、水槽1内に挿入設置される分水管4の頂部周壁を切欠いて越流堰5が形成され、かつ、その底部近くに流出管6が接続された分水路7を備えてなるフロートバルブ型分水工において、分水路7の水位H2が所定値以下になった時、流出管6の入口部6Aに設けた流量調整弁28の開度を減少させて流出量を絞ることで、越流堰5からの落水に伴う空気の巻き込みを阻止するように構成している。
請求項(抜粋):
下部に流入管が接続された水槽と、上記流入管の先端部に接続されて上記水槽内に配置されたバルブと、上記水槽内に挿入設置される分水管の頂部周壁を切欠いて上記水槽からの越流堰が形成され、かつ、その底部近くには流出管が接続された分水路と、上記水槽内の水面に浮上され該水槽内の水位変動に応じて上下動可能に設けられたフロートと、このフロートの上下動に連動して上記バルブを開閉させる第1の連動機構とを備えてなるフロートバルブ型分水工において、上記分水路に接続された流出管の入口部に流量調整可能な弁が設けられているとともに、上記分水路内の水位を検出する水位検出手段が設けられ、この水位検出手段による検出水位が所定値以下になったとき、上記流量調整弁の開度を減少させるように上記水位検出手段と流量調整弁とを連動させる第2の連動機構が設けられていることを特徴とするフロートバルブ型分水工。
IPC (2件):
E02B 7/20 105
, E02B 13/02
FI (2件):
E02B 7/20 105
, E02B 13/02 A
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