特許
J-GLOBAL ID:200903039936500837

火災位置及び映像表示伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089336
公開番号(公開出願番号):特開平10-285583
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 従来の航空機テレビシステムは、地上へ送信されたカメラ映像から、地図と見比べて人的に災害の発生位置を特定する必要があり、救助や消火活動の迅速な初動体制の確立ができないという問題があった。【解決手段】 赤外線カメラ8、炎透過フィルタ25、火点抽出画像処理装置30、火災位置算出装置32、地図発生装置34、画面合成装置38を備える。火災発生時において、赤外線カメラの画像処理による火点抽出を行うとともに、自機位置(緯度、経度)とカメラの指向情報から火点位置を緯度、経度により算出し、地図データ上にマーカ表示し、カメラ映像と合成して地上へ送信することにより、災害位置の特定と状況の確認がリアルタイムで行える。
請求項(抜粋):
飛しょう体に搭載され、赤外線映像を撮像する赤外線カメラ、炎が放射する赤外線波長のみを透過する炎透過フィルタ、赤外線を取り込む赤外線レンズ、可視映像を撮像するカラーカメラおよび可視光を取り込むレンズとからなる撮影装置を内蔵したカメラジンバルと、このカメラジンバルを任意の方向に指向制御するとともに制御ステータス信号を出力するカメラジンバル制御装置と、オペレータが操作入力を行う操作部と、上記カメラジンバルに内蔵された赤外線カメラの画像から炎の位置座標を抽出して出力する火点抽出画像処理装置と、飛しょう体の自機位置(緯度、経度、高度)を観測して自機位置信号を出力する自機位置測位装置と、上記カメラジンバル制御装置からの制御ステータス信号と火点抽出画像処理装置からの火点抽出座標信号と自機位置測位装置からの自機位置信号を入力して火点の位置情報(緯度、経度)を計算出力する火災位置算出装置と、飛しょう体の自機位置または火点位置を中心とした地図データ上に自機位置と火点位置とフライト軌跡等の情報をオーバレイ表示して地図映像信号として出力する地図発生装置と、カメラ映像や地図映像に制御ステータス信号や位置情報信号を多重化するデータ多重化装置と、カメラ映像と地図映像を合成して1つの画面に表示する画面合成装置と、この画面合成装置の出力映像を記録表示する記録表示部と、上記画面合成装置の出力映像を送信するための映像送信装置とを備えたことを特徴とする火災位置及び映像表示伝送システム。
IPC (5件):
H04N 7/18 ,  G01J 1/42 ,  G01S 3/786 ,  G08B 17/12 ,  A62C 3/02
FI (5件):
H04N 7/18 D ,  G01J 1/42 C ,  G01S 3/786 ,  G08B 17/12 Z ,  A62C 3/02

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