特許
J-GLOBAL ID:200903039937964128

脱硫前処理としてのスラグ改質方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中路 武雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-034810
公開番号(公開出願番号):特開平6-228626
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 極低炭、極低硫の高清浄度鋼の溶製において、従来RH法等における脱硫前処理としてのスラグ改質は、Al滓、CaO、CaCO3より成るスラグ改質剤を使用しているものの、1回だけの改質で、しかも改質時機が悪いために十分目的を達成できなかったのを改め、効率的なスラグ改質方法を提供する。【構成】 転炉等の精錬炉からの出鋼直後のスラグ高温時に第1回の改質を行い、出鋼終了後第2回の改質を行い、分割改質を行うのが特徴である。しかしてスラグ改質基準は次のとおりである。
請求項(抜粋):
転炉等の精錬炉にて粗脱炭した溶鋼を取鍋に出鋼する工程と、前記取鍋に出鋼された溶鋼湯面に浮遊するスラグを改質する工程と、前記改質したスラグを有する溶鋼を真空脱ガス処理すると共に脱硫する工程と、を有して成る高清浄度鋼の溶製工程における脱硫前処理としてのスラグ改質方法において、前記スラグ改質方法は前記精錬炉より出鋼開始直後の溶鋼湯面に浮遊するスラグに改質剤の一部を添加する段階と、前記出鋼終了後の前記取鍋に収容された溶鋼湯面に浮遊するスラグに改質剤の残部を添加する段階と、より成ることを特徴とする脱硫前処理としてのスラグ改質方法。
IPC (4件):
C21C 7/00 ,  C21C 7/064 ,  C21C 7/068 ,  C21C 7/10

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