特許
J-GLOBAL ID:200903039939745652

PCB分解方法とPCB分解装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-050350
公開番号(公開出願番号):特開平11-000639
出願日: 1998年03月03日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 PCBを効率良く分解することのできるPCB分解装置を提供すること。【解決手段】 PCB分解装置は、PCB含有物から有機溶媒によってPCBを抜き出すPCB抽出容器1が配設されている。PCB抽出容器1の後流側の蒸留塔2は、有機溶媒を蒸留してPCBを分離する。蒸留塔2の後流側の一次反応器160には、容器内にNa2 CO3 水12を供給するノズルと、酸化剤111を供給するノズル162を配設してある。一次反応器160の後流側の液体サイクロン164は、粒径の大きいNa2 CO3 を除去することができる。液体サイクロン164は、長い配管からなる二次反応器165が接続されている。二次反応器165の更に後流側の気水分離器21は、水溶液からガスを分離することができる。膜分離装置31は、処理水22を浄化水と濃縮液とに分離し、浄化水は循環水33として、上記した加圧ポンプ13の上流側に供給される。
請求項(抜粋):
水と混合したPCBを、所定圧力まで加圧、加熱した後、容器状の一次反応器内に導入し、該一次反応器に、PCB分解用のNa2 CO3 水を導入するとともに、酸化剤をノズルにより吹き込み、析出したNa2 CO3 と、PCBを混合し、PCBを塩素の含まないビフェニルとNaClに分解し、更に、ビフェニルを上記酸化剤と反応させて炭酸ガスと水に分解し、二次反応器では、配管内に未反応PCBを含む流体を流し、該二次反応器内における流体の滞在時間を長くすることにより、PCBとNa2 CO3 の反応時間を長くして、PCBの分解を促進することを特徴とするPCB分解方法。
IPC (6件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  A62D 3/00 ZAB ,  B01J 19/00 ,  C02F 1/26 ,  C02F 1/72
FI (6件):
B09B 3/00 304 Z ,  A62D 3/00 ZAB ,  B01J 19/00 Z ,  C02F 1/26 B ,  C02F 1/72 Z ,  B09B 3/00 ZAB

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