特許
J-GLOBAL ID:200903039940201810

含珪素反応性ポリマーの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-101469
公開番号(公開出願番号):特開平5-295060
出願日: 1992年04月21日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 重合可能な不飽和基を有する含珪素反応性ポリマーを再現性良く、容易に、かつ、安価に製造する。【構成】 R4 p (ZO)a Si(OR3)4-a-p で表される多官能性有機珪素化合物(A)と、メタクリロキシエトキシトリメトキシシランおよびメチルメタクリレートのような単官能性モノマー(B)を(A)と(B)の合計量に対して(A)0.5〜60wt%および(B)40〜99.5wt%の範囲で有機溶剤中でラジカル重合開始剤を用いて共重合させ、含珪素反応性ポリマーを製造する。平均組成がR4 v (ZO)t Si(OR3)u O(4-t-u-v)/2 で表される官能性オルガノポリシロキサン(F)と、モノマー(B)を(F)と(B)の合計量に対して(A)0.5〜80wt%および(B)20〜99.5wt%の範囲で有機溶剤中でラジカル重合開始剤を用いて共重合させ、含珪素反応性ポリマーを製造する。R3 およびR4 はメチル基、ZOはメタクリロキシエトキシ基である。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で表される多官能性有機珪素化合物(A)0.5〜60wt%、および、平均組成が下記一般式(II)で表され、数平均分子量が400〜100,000の範囲で、かつ、0.5≦(M/N)×t≦10〔Mは官能性オルガノポリシロキサン(F)の数平均分子量、Nは一般式(II)の式量、tは一般式(II)において反応性有機基(Z)の数を表す3以下の正の数である。〕の関係を満足する官能性オルガノポリシロキサン(F)0.5〜80wt%のうちの少なくとも一方と;多官能性有機珪素化合物(A)および官能性オルガノポリシロキサン(F)のうちの少なくとも一方が有する反応性有機基(Z)と共重合可能な、不飽和基を1個有する単官能性モノマー(B)20〜99.5wt%;を、(A)と(F)と(B)の合計量が100wt%となるように用いて、有機溶剤中でラジカル重合開始剤を用いて共重合させる含珪素反応性ポリマーの製法。〔一般式(I)および(II)中、互いに独立に、Zは(Z-1) CH2 =C(R1)-COOR2 -(Z-2) CH2 =C(R1)-CO-(Z-3) CH2 =C(R1)-R2 -(Z-4) CH2 =C(R1)-CONHR2 -(Z-5) CH2 =C(R1)-CONHR2 -CO-(Z-6) CH2 =C(R1)-R2 -CO-で表される1価の基から選ばれる少なくとも1つの反応性有機基(Z);R1 は水素原子またはメチル基;R2 はC数1〜20の範囲の2価の有機基;R3 は水素原子、または、C数1〜20のアルキル基、C数1〜20の置換アルキル基、C数5〜10のシクロアルキル基、C数5〜20の置換シクロアルキル基、C数6〜20のアリール基、C数6〜20の置換アリール基、C数7〜20のアラルキル基、C数7〜20の置換アラルキル基、C数1〜20のアシル基およびC数1〜20置換アシル基から選ばれる1種;R4 はC数1〜20の範囲の1価の有機基;rは2〜4の整数;sは0〜2の整数;r+sは2〜4の整数;tは3以下の正の数;uは0〜3の範囲の数;vは0〜3の範囲の数;t+u+vは3以下の正の数である。ただし、複数のZは互いに同一であっても少なくとも1つが異なってもよく、R3 が1分子中に複数ある場合、複数のR3 は互いに同一であっても異なってもよく、R4 が1分子中に複数ある場合、複数のR4 は互いに同一であっても異なってもよい。〕
IPC (3件):
C08F299/08 MRY ,  C08F220/00 MMJ ,  C08F230/08 MNU

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