特許
J-GLOBAL ID:200903039943075831

運搬用容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227118
公開番号(公開出願番号):特開平6-072444
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【構成】 対向する側壁部の両隅側部分の各々に支脚部およびポケット部を設けてネスティングおよびスタッキング可能に構成した運搬用容器において、副支脚部およびこれと点対称位置にある副ポケット部を付加し、スライディング操作時に、支脚部および副支脚部がポケット部の開口に同時に落ち込まず、かつポケット部および副ポケット部の各々に別々に落ち込まないように、支脚部および副支脚部の距離、およびポケット部および副ポケット部の距離を設定する。【効果】 このような運搬容器では、安定してスライディング操作ができるだけでなく、支脚部および副支脚部の幅、ポケット部の開口幅を統一して狭くすることができ、支脚部および副支脚部の形成位置が、ポケット部あるいは副ポケット部の開口幅に影響されることが少なく、かつ収容物がポケット部あるいは副ポケット部に嵌まり込むことを有効に防止できる。
請求項(抜粋):
底板部と、底板部から立ち上がって対向する各々一対の側壁部および端壁部と、該側壁部および端壁部上端に連続するフランジ部とで略矩形の容器本体を構成し、前記側壁部各々の両隅側部分に、該側壁部の外面より突出して上下方向に延在する支脚部と、該支脚部と所定距離離間して前記フランジ部に開口し、かつ上下方向に延在するポケット部とを設け、前記側壁部の一方に形成された二本の支脚部と他方に形成された二個のポケット部とが各々点対称位置にあり、かつ前記側壁部の一方に形成された二個のポケット部と他方に形成された二本の支脚部とが各々点対称位置にあるように、各支脚部およびポケット部を配置することによって、前記ポケット部が前記支脚部より容器本体隅側に設けられている2ヵ所の第一隅側部分と、該第一隅側部分と点対称位置にあり、前記支脚部が前記ポケット部より容器本体隅側に設けられている2ヵ所の第二隅側部分とが形成された運搬用容器において、前記第一隅側部分に、前記支脚部より容器本体隅側で前記フランジ部に開口して上下方向に延在する副ポケット部を設け、第一隅側部分では、該副ポケット部と前記ポケット部とを前記支脚部より隅側に位置させるとともに、前記副ポケット部が設けられた第一隅側部分に対応する第二隅側部分に、前記副ポケット部に対する点対称位置で側壁部の外面より突出して上下方向に延在する副支脚部を設け、第二隅側部分では、該副支脚部と前記支脚部とを、前記ポケット部より隅側で位置させ、かつ前記ポケット部の開口幅より離間させたことを特徴とする運搬用容器。
IPC (2件):
B65D 21/04 ,  B65D 1/22
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-062447

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