特許
J-GLOBAL ID:200903039944895409

疎水性付与改質したエマルジョン重合体の製造法、それによって得た重合体、およびその重合体を含む水性塗料組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-195068
公開番号(公開出願番号):特開平9-221506
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 疎水性付与改質したエマルジョン重合体の製造法、それによって得た重合体、その重合体を含む水性塗料組成物およびその塗料組成物で被覆した被覆基材の提供。【解決手段】 エマルジョン重合体の製造には、最初に疎水性重合体化合物、α,β-エチレン性不飽和モノマーおよび界面活性剤の混合物を形成させ、その混合物を高応力技術で処理し、水相中の、疎水性重合体とモノマーの安定化された、粒子径50〜500nmの粒子を形成させる。粒子中の重合性物質を重合させ、疎水性付与改質したコア重合体を形成させる。次いで、コア重合体に、少なくとも1種の親水性α,β-エチレン性不飽和モノマーを含む追加のモノマーを加え、乳化重合により重合させ、疎水性付与改質したコア-シェルエマルジョン重合体を形成させる。塗料組成物を製造するには、エマルジョン重合体を追加成分、例えば顔料、架橋剤、可塑剤および溶剤、と混合する。
請求項(抜粋):
下記のa)〜d)の工程を含んでなる疎水性付与改質されたエマルジョン重合体の乳化重合方法であって、得られる重合体が、疎水性付与改質されたコア-シェルエマルジョン重合体であることを特徴とするエマルジョン重合体の乳化重合方法。a)疎水性重合体、α,β-エチレン性不飽和モノマー、界面活性剤および水の混合物を形成させる工程、b)工程a)で形成された混合物を高応力技術で処理し、水相中の、界面活性剤で安定化させた、疎水性重合体とモノマーの粒子を形成させる工程、c)前記粒子中のα,β-エチレン性不飽和基を共重合させ、疎水性付与改質したコア重合体を形成させる工程、およびd)工程c)で形成された重合体に、少なくとも1種の親水性α,β-エチレン性不飽和モノマーを含むα,β-エチレン性不飽和モノマーを加え、モノマーを共重合させ、親水性のシェル重合体を形成する工程。
IPC (2件):
C08F 2/24 MBT ,  C09D201/00 PDC
FI (2件):
C08F 2/24 MBT ,  C09D201/00 PDC
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • コアー-シェル重合体を含有する組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-243552   出願人:ロームアンドハースカンパニー
  • 特開平4-096902
  • 特開平3-006269
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