特許
J-GLOBAL ID:200903039947997121

吸引鋳造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209615
公開番号(公開出願番号):特開平6-031430
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 鋳造中の鋳型の開きを防止するとともに、鋳枠と上盤との間のシール構造を簡単に、かつ確実にする。【構成】 上盤16の上に載置された鋳型12に、この鋳型12を囲む鋳枠14を被せ、鋳枠14内を減圧することにより間接的に鋳型12のキャビティ12k内を減圧して溶湯をキャビティ12kに吸引する吸引鋳造装置において、前記鋳枠14の上板14tは耐熱ゴム板で製作されている。これによって鋳枠14の内部が減圧されると上板14tは下方に変形して鋳型12の上面に当接する。この結果、鋳型12の上面には鋳枠14の内側と外側との間の差圧による力が下向きに加わり、これによって鋳造中の鋳型の開きが防止される。さらに鋳造中に上盤16に対して鋳枠14を動かす必要がないために、両者間のシール構造が簡単なもので十分になり、シール性能も向上する。
請求項(抜粋):
上盤の上に載置された鋳型に、この鋳型を囲む鋳枠を被せ、その鋳枠と上盤とによって形成される空間内を減圧装置で減圧することにより、前記鋳型のキャビティ内を間接的に減圧し、溶湯をそのキャビティに吸引する吸引鋳造装置において、前記鋳枠を構成する板材の一部は可撓性材料を使用して製作されていることを特徴とする吸引鋳造装置。

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