特許
J-GLOBAL ID:200903039958812433

縫合糸を使用しない人工心臓弁及びその移植のための装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-546699
公開番号(公開出願番号):特表2002-513628
出願日: 1999年04月13日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】縫合糸を使用せずに患者に移植するための人工心臓弁が提供される。人工弁アセンブリ(10)が、全体に円盤形状の弁環状要素(12)と、全体に円盤形状の1つ以上のリテーナ要素(16)とを含み。各要素(12、16)が、相互に係合し且つ母組織(18)と係合して各要素間で母組織(18)の一部を縫合糸のない状態で固定する。前記各要素の1つ以上に超音波エネルギーあるいは熱エネルギーが付加されて各要素が相互に接合される。弁環状要素(12)あるいはリテーナ要素(16)の何れかが複数の突出部(20)を含み、相当する要素が、突出部を受けるための相当する複数の孔(14)を含む。かくして、各要素は相互に物理的に係合する。弁環状要素(12)は、そこを横断する流体の圧力差に応答して開閉する複数の弁葉状部(14)を含み得る。人工弁アセンブリ(10)のための種々の挿入装置が、比較的狭い切開部を通して心臓内に各要素を容易に挿通させるべく設計される。各要素(12、16)は、母組織(18)の周囲でその場で移植され、組み立てされ且つ相互に接合され得る。
請求項(抜粋):
縫合糸を使用せずに患者に移植するための人工心臓弁アセンブリであって、 弁環状要素と、 少なくとも1つのリテーナ要素とを含み、 弁環状要素及びリテーナ要素が、相互に係合し且つ母組織の相当領域と係合するようになっており、弁環状要素及びリテーナ要素の一方あるいは両方にエネルギーが付加されるに際して母組織の前記相当領域の周囲で相互に接合し得る生物相容性の材料から作製され、それにより、縫合糸を使用することなく、該弁環状要素及びリテーナ要素間に母組織を固定するようにした人工心臓弁アセンブリ。
IPC (2件):
A61F 2/02 ,  A61F 2/24
FI (2件):
A61F 2/02 ,  A61F 2/24
Fターム (5件):
4C097AA27 ,  4C097BB01 ,  4C097BB04 ,  4C097CC05 ,  4C097SB02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 縫合結紮具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-178956   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 特表平4-503317
  • 特公平5-088612
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