特許
J-GLOBAL ID:200903039960718894

駆動輪スリツプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-153441
公開番号(公開出願番号):特開平5-001613
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】[目的] 駆動輪スリップ制御装置において、エンジン出力の低減時に排気ガス浄化装置の過熱を防止する。[構成] 通常運転状態ではテーブル1が選択され、駆動輪の過剰スリップ検出手段が出力するスリップ率の増加に伴い、点火リタード、全気筒の空燃比リーン化、および空燃比リーン化とフュエルカットの併用を含む手段によりエンジン出力が段階的に低減される。エンジン回転数とスリップ率が共に所定値を越える状態が所定時間継続するとテーブル2が選択され、点火リタードと全気筒の空燃比リーン化を含まない手段によりエンジン出力が段階的に低減され、排気ガス浄化装置の過熱が防止される。また、エンジン回転数とスリップ率が共に所定値を越える状態が所定時間継続する場合に代えて、テーブル1からテーブル2への切り換え時期を排気ガス浄化装置の床温が所定値を越えた場合としても、排気ガス浄化装置の過熱が防止される。
請求項(抜粋):
車両の駆動輪速度を検出する駆動輪速度センサ(31,32)と、その駆動輪速度センサ(31,32)の出力に基づいて駆動輪の過剰スリップを検出し、該過剰スリップの程度に応じたスリップ値を出力する過剰スリップ検出手段(30)と、予め設定したエンジン出力低減モードと前記スリップ値とに基づき、触媒式の排気ガス浄化装置(14)を有するエンジン(1)の出力を低減するエンジン出力低減手段(5)とを備えた駆動輪スリップ制御装置において、エンジン(1)の回転数が所定値を越え且つ前記スリップ値が所定値を越える状態が所定時間が経過したとき、前記エンジン出力低減モードを通常モードから排気ガス温度を低下させる排気ガス温度低下モードに切り換えるモード切り換え手段(5)を備えたことを特徴とする、駆動輪スリップ制御装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 310 ,  F02D 29/02 311 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-121544
  • 特開昭63-309746
  • 特開平4-054258

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