特許
J-GLOBAL ID:200903039961024187

竪型ローラミルによるセメントクリンカの粉砕方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033617
公開番号(公開出願番号):特開平10-230179
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 比粉砕消費電力割合を小さくし、粒度分布をセメントクリンカ製品の品質向上に適切な値とすること。【解決手段】 竪型ローラミルのテーブル下方から、粉砕物を、実質的に全量、取出し、バケットエレベータによって、竪型ローラミルの外部に設けてある分級機に輸送し、この分級機で得られた粗粉を、竪型ローラミルのテーブル中央部に戻す。ローラのテーブルへの押し付け力を、ローラのテーブルへの投影面積でみた平均面厚が10〜15kg/cm2に選び、さらに分級機から竪型ローラミルに戻す粗粉の循環流量を、竪型ローラミルのテーブル中央部に装入する被粉砕物の装入流量の100〜300%に選ぶ。
請求項(抜粋):
竪型ローラミルを備える粉砕装置を準備し、この粉砕装置は、鉛直軸線のまわりに回転するテーブル上に、複数のローラを周方向に間隔をあけて配置し、テーブルの中央部に供給される被粉砕物を、テーブルとローラとの間に噛み込ませて圧潰粉砕し、こうして粉砕された被粉砕物を、実質的に全量、テーブルの下方から取出し、分級機を内蔵しない竪型ローラミルと、竪型ローラミルの被粉砕物を分級してセメント製品を得る分級機と、竪型ローラミルから取出した被粉砕物の少なくとも一部を、分級機に輸送する機械的輸送手段とを含み、竪型ローラミルにおけるローラのテーブルへの押し付け力を、ローラのテーブルへの投影面積でみた平均面圧が10〜15kg/cm2 に選んだことを特徴とする竪型ローラミルによるセメントクリンカの粉砕方法。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭64-063054
  • 特開平4-338244
  • 竪型ミル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-002080   出願人:川崎重工業株式会社, 住友金属工業株式会社, 住金鹿島鉱化株式会社
全件表示

前のページに戻る