特許
J-GLOBAL ID:200903039965463894
電気モータのコイル短絡検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-161248
公開番号(公開出願番号):特開平11-356085
出願日: 1998年06月10日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 スイッチドリラクタンスモータの如き電気モータのコイル短絡を検出する。【解決手段】 第1相コイル、第2相コイル及び第3相コイルのそれぞれについて、基準電流値Irから電流立上り基準時間Trを求め(ステップST1)、電流センサにより検出された電流値がゼロから基準電流値に到達するまでの電流立上り時間Tx1、Tx2及びTx3を計測し(ステップST2)、電流立上り時間Tx1、Tx2及びTx3のそれぞれが電流立上り基準時間Trより短いか否かを判定し(ステップST3)、電流立上り時間Tx1、Tx2及びTx3の何れか1つが電流立上り基準時間Trより短い状態が所定時間継続したならばコイル短絡有りとして異常フラグを設定する。
請求項(抜粋):
電気モータのロータの角度を検出するロータ角度センサと、前記電気モータのステータに備わった複数相のコイルの電流値をそれぞれ検出する複数の電流センサと、前記複数相のコイルのそれぞれに関する通電開始ロータ角度、通電終了ロータ角度及び基準電流値を前記電気モータの回転数及びトルクに基づき求め、複数相のコイルのそれぞれについて、ロータ角度センサにより検出されたロータ角度が前記通電開始ロータ角度になったとき通電を開始し、ロータ角度が前記通電終了ロータ角度になったとき通電を終了し、かつ、通電開始から通電終了までの間においては前記電流センサにより検出された電流値と前記基準電流値を比較して、その前者がその後者より小さければ通電し、またその前者がその後者より大きければ通電を止める通電制御手段とを備えた電気モータにおいて、前記電流センサにより検出された電流値がゼロから前記基準電流値に到達するまでの電流立上り時間を計測する計時手段と、前記基準電流値に基づき電流立上り基準時間を演算する演算手段と、前記計時手段により計測された電流立上り時間と前記演算手段により演算された電流立上り基準時間との比較結果に基づいてコイル短絡の有無を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする、電気モータのコイル短絡検出装置。
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