特許
J-GLOBAL ID:200903039968681892

自熱式スチーム改質法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-055499
公開番号(公開出願番号):特開平5-085701
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 炭化水素の発熱触媒スチーム改質からの熱を利用するアンモニア及びメタノール製造用合成ガスの製造方法の提供。【構成】 フレッシュ炭化水素成分流をスチームと合わせ、供給原料/流出物熱交換器3で予熱する。合流されたフレッシュ炭化水素供給原料の主要部を追加スチーム及びオキシダントと合わせて第一混合供給原料流とし、発熱触媒スチーム改質装置8に導入し、第一改質ガスを生成、回収する。前記合流フレッシュ炭化水素供給原料流の少部分を改質装置-交換器13の触媒管側に導入し、触媒管の底部出口から回収された第二改質ガス14を第一改質ガスと合わせる。得られた合流ガスを触媒管内の第二供給原料流と熱交換で冷却し、反応器-交換器13の外殻側から合成ガスとして回収する。回収された合成ガスを次に供給原料/流出物熱交換器3で更に冷却して回収し、同時に熱回収して既知のアンモニア又はメタノール製造工程に送る。
請求項(抜粋):
フレッシュ炭化水素成分流からアンモニアとメタノールを製造するに際して使用するための合成ガスの製造法にして、次の(a)スチーム、フレッシュ炭化水素成分流の主要部、並びに空気、酸素富化空気及び酸素より成る群から選択されるオキシダントを含む第一混合供給原料流を形成し、該第一混合供給原料流を、乾燥基準で2.0容量%未満の残留炭化水素を含有する第一改質ガスが製造される発熱触媒スチーム改質帯に導入し、そして該第一改質ガスを該スチーム改質帯から抜き出し;(b)前記フレッシュ炭化水素成分流の残りの少量部及びスチームを含む第二混合原料流を形成し、該第二混合供給原料流を、乾燥基準で10.0容量%未満の残留炭化水素を含有する第二改質ガスが製造される発熱触媒スチーム改質帯に導入し、そして該第二改質ガスを該スチーム改質帯から抜き出し;(c)前記の第一改質ガスと第二改質ガスとを合わせ、そして該合流第一・第二改質ガスを前記発熱触媒スチーム改質帯内の第二混合供給原料流と間接熱交換関係で通すことによって該合流改質ガスを冷却し、それによって該第二供給原料流の発熱触媒スチーム改質に必要とされる熱の全てを提供し;そして(d)得られた冷却合流ガスを合成ガス製品として抜き出し、回収する工程から成る前記合成ガスの製造法。
IPC (3件):
C01B 3/38 ,  C01B 3/02 ,  C07C 31/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-024223
  • 特開平4-163325

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