特許
J-GLOBAL ID:200903039976467140

液体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-136775
公開番号(公開出願番号):特開平6-330979
出願日: 1993年05月15日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 高圧室となる主室を内側に設け、その外側に低圧室となる副室を形成させ、この副室の外側にダイヤフラムを形成させる。【構成】 エンジンに取付けられる連結金具91と、車体側に取付けられるホルダ9との間に、コイルスプリング1を設け、当該コイルスプリング1を被覆するようにインシュレータ2を設け、これらインシュレータ2等をもって剛性の高い隔壁を形成する。この隔壁の内部をもって主室7を形成させ、外側に副室8を形成させる。この隔壁の一部にオリフィス3を設ける。主室7の内部にフロート5を設置する。副室8の外側に副室8の外側部材と兼用のダイヤフラム4を設ける。【効果】 スプリング1とインシュレータ2とからなる隔壁内に高圧の主室7が設けられるので、高温下においてもゴム部等が疲労破壊しない。フロート5の作用により比較的高周波の振動に対しても動バネ定数を低く保つことができる。
請求項(抜粋):
振動体側に取付けられる連結金具と、車体側に取付けられるホルダと、これら連結金具とホルダとの間にあって上記振動体からの振動を遮断するインシュレータと、同じく連結金具とホルダとの間に設けられるものであって非圧縮性流体(液体)の封入される主室及び副室等にて形成される液室等からなる液体封入式の防振装置において、上記連結金具とホルダとの間にコイルスプリングを設け、当該コイルスプリングのコイル部を弾性材からなるインシュレータにて被覆するとともに当該被覆部をもって隔壁を形成し、当該隔壁の内側に主室を設けるとともにその外側に副室を設け、このような構成からなる上記主室内にフロートを設け、更に上記隔壁の一部に上記主室と副室との間を連通させるオリフィスを設け、これら主室及び副室等の液室を包むように当該副室の外側にダイヤフラムを設けることとした構成からなることを特徴とする液体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/00 ,  B60K 5/12
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-000342
  • 特開昭60-208654
  • 特開平2-085537
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