特許
J-GLOBAL ID:200903039987287712

自動ブレーキ装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-102807
公開番号(公開出願番号):特開平6-312654
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキ圧フィードバック制御で不感帯により保持制御する自動ブレーキ装置において、保持制御での制御精度と安定性を共に向上する。【構成】 車両のブレーキ配管15に、減圧ソレノイド弁30、常に高いアキュムレータ圧を蓄圧するアキュムレータ29、加圧ソレノイド弁32等を有する自動ブレーキ油圧ユニット21が設けられ、自動ブレーキ制御ユニット60により加圧ソレノイド弁32を開閉して加圧フィードバック制御され、加圧ソレノイド弁と減圧ソレノイド弁を共に閉じて保持制御され、減圧ソレノイド弁30を開閉して減圧フィードバック制御される。そして保持制御では、幅の狭い第1の不感帯により目標ブレーキ圧に対してブレーキ圧を高い制御精度で収束し、保持制御状態では幅の広い第2の不感帯により圧力変動等による不要な加減圧制御を抑える。
請求項(抜粋):
車両のブレーキ配管のマスターシリンダとホイールシリンダの間に減圧ソレノイド弁が設けられ、所定の高いアキュムレータ圧を蓄圧するアキュムレータが加圧ソレノイド弁を介してホイールシリンダに連通され、更に自動ブレーキ制御ユニットが自動ブレーキモードの場合に衝突の危険を予測すると、目標ブレーキ圧と実際のブレーキ圧の偏差に応じ加圧ソレノイド弁または減圧ソレノイド弁を開閉して、ブレーキ圧をフィードバック制御により加圧制御または減圧制御し、且つ目標ブレーキ圧に対する不感帯によりブレーキ圧の収束時に加圧ソレノイド弁と減圧ソレノイド弁を共に閉じて保持制御する自動ブレーキ装置において、目標ブレーキ圧に対して幅の狭い第1の不感帯と、幅の広い第2の不感帯とを設け、目標ブレーキ圧と実際のブレーキ圧の偏差が第1の不感帯内に入ると保時制御し、この偏差が第1の不感帯外でも第2の不感帯内であり、且つ保持制御状態の場合は保持制御とすることを特徴とする自動ブレーキ装置の制御方法。

前のページに戻る