特許
J-GLOBAL ID:200903039988339279

スティック型点火コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-303159
公開番号(公開出願番号):特開平11-144986
出願日: 1997年11月05日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 中心コアとその周囲との膨張差による破損を防ぐために、中心コアの周囲にゴム製の緩衝部材15を覆うように設けると、緩衝部材15と2次スプール4とが接触する部分(特に軸方向の中間部分)で環境応力割れが生じてしまう。【解決手段】 2次スプール4の高圧側内面には、緩衝部材15との間に隙間を隔てて緩衝部材15を同心的に位置決めする高圧側位置決め手段17が設けられるとともに、緩衝部材15の低圧側外面には、2次スプール4との間に隙間を隔てて2次スプール4を同心的に位置決めする低圧側位置決め手段18が設けられている。2次スプール4内に緩衝部材15を挿入すると、2次スプール4と緩衝部材15との間に全周に亘る隙間が形成される。注型材を充填すると、その隙間に注型材が充填されるため、結果的に2次スプール4と緩衝部材15との接触が回避され、環境応力割れは生じない。
請求項(抜粋):
1次コイルに対して2次コイルが内側に配置されたスティック型点火コイルであって、棒状の中心コアと、この中心コアの外周に配置される筒状ゴム製の緩衝部材と、この緩衝部材の外周に配置され、前記2次コイルが巻き付けられる筒状の2次スプールと、前記点火コイル内の隙間に充填される注型材と、前記緩衝部材と前記2次スプールとの位置決めを行い、前記緩衝部材と前記2次スプールとの間に全周に亘って前記注型材を充填するための隙間を形成する位置決め手段と、を備えることを特徴とするスティック型点火コイル。
FI (3件):
H01F 31/00 501 E ,  H01F 31/00 501 N ,  H01F 31/00 501 J

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