特許
J-GLOBAL ID:200903039990865760

後発ジョブ優先の排他制御を実現するデータ引き継ぎ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-319081
公開番号(公開出願番号):特開平10-161915
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】ジョブ間でパイプ型ファイルを受け渡す際、すべてのデータ生成が完了していない任意の時点で処理中のデータ読み込みジョブを終了させ、それ以降のデータ読み込みを別のデータ読み込みジョブへと引き継がせる処理を実現しようとすると、既存のプログラムを変更する以外に手段がなかった。【解決手段】オープン処理実行部3はデータ受取ジョブ15からデータ読み込み開始の要求を受け取ると、既に同一ファイルからデータ読み込み中のジョブが存在するか判定し、存在する場合、新しくデータ読み込みを要求してきたジョブに最初に転送するデータは、バッファ領域8内に存在データのうち最初のジョブが次に読み込もうとしていたデータであると設定し、一方、最初のジョブが次に読み込むべきデータはEOFブロック9内のデータであると設定する。
請求項(抜粋):
一つ以上のジョブが生成する一つ以上のデータ(ファイル)を、一つ以上のジョブが受け取るとき、複数のジョブを並行に実行し、主記憶装置またはそれに準ずる補助記憶装置上に用意したバッファ領域を介し、すべてのデータ生成が完了しなくとも、生成済みのデータから順次受け渡し処理を実行する計算機システムにおいて、データを受け取る側のジョブが対象ファイルに対してアクセスを要求してきたとき、同ジョブのアクセスを許可する第1のステップと、同ファイルに対してデータ受け取り要求アクセス中のジョブがすでに存在しているか否かを判定する第2のステップと、前ステップで、条件を満たすジョブが存在していると判定した場合、該当するジョブに対し、対象ファイルのデータ転送がすべて完了したことを意味するデータを転送し、同ファイルへのアクセスを終了させる第3のステップとを有することを特徴とする後発ジョブ優先の排他制御を実現するデータ引き継ぎ方法。
IPC (4件):
G06F 12/00 518 ,  G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46 ,  G06F 15/00 310
FI (4件):
G06F 12/00 518 A ,  G06F 9/46 340 F ,  G06F 9/46 340 B ,  G06F 15/00 310 H

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