特許
J-GLOBAL ID:200903040007921583
重合トナーの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西川 繁明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-067216
公開番号(公開出願番号):特開2004-279483
出願日: 2003年03月12日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】洗浄不足がなく、均一な洗浄が可能で、しかも洗浄作用の再現性に優れた洗浄方法により、高品質でかつ品質の安定性に優れた重合トナーを製造する方法を提供すること。【解決手段】重合トナーの製造方法である。重合後の洗浄工程で、連続式加圧濾過装置を用いて、重合工程で得られた着色重合体粒子を含有する分散液を収容したスラリータンクから、分散液を連続式加圧濾過装置の供給口に加圧供給し、該装置内で分散液を撹拌下に濾過し、濃縮された分散液を排出口からスラリータンクに戻すとともに、濾過により濾別された濾液相当量の洗浄液をスラリータンクに加えて希釈し、洗浄液で希釈した分散液を該装置内に循環させる循環洗浄法により、着色重合体粒子を洗浄する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも着色剤と重合性単量体とを含有する重合性単量体組成物を水系分散媒体中で重合する工程を含む着色重合体粒子の重合工程1、着色重合体粒子を洗浄する洗浄工程2、及び着色重合体粒子を濾別し乾燥して回収する回収工程3を含む重合トナーの製造方法であって、工程2において、
(1)(A)分散液の供給口と、濾過により濃縮された分散液の排出口とを備えたドラムと、(B)該ドラムの軸心に回転可能に軸支され、モーターにより回転駆動される軸に、その軸方向に沿って、所定の間隔で固定された複数の撹拌板からなる撹拌手段と、(C)該ドラムの内壁に、軸方向に適宜間隔を置いて撹拌板と交互に配列するように装着され、前記軸が通る穴を有する複数の濾過板からなる濾過手段とを備え、濾液が濾過板を経て外部に排出される構造を有する連続式加圧濾過装置を用いて、
(2)前記重合工程1で得られた着色重合体粒子を含有する分散液を収容したスラリータンクから、分散液を連続式加圧濾過装置の供給口に加圧供給して、該装置内で分散液を撹拌下に濾過し、濃縮された分散液を排出口からスラリータンクに戻すとともに、濾過により濾別された濾液相当量の洗浄液をスラリータンクに加えて希釈し、洗浄液で希釈した分散液を該装置内に循環させる循環洗浄法により、
着色重合体粒子を洗浄することを特徴とする重合トナーの製造方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
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