特許
J-GLOBAL ID:200903040010592345

ガスセンサとそれを用いた燃料電池システムおよび自動車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-120145
公開番号(公開出願番号):特開2005-300452
出願日: 2004年04月15日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
【課題】水素のような被検出ガスが湿気を含む大気と混合した状態での被検出ガス濃度と湿度を区別して高精度に検出することができるガスセンサを提供することを目的とする。【解決手段】特に、規格化出力の差と最小印加電流時の発熱素子の両端電圧とをパラメータとして用いた湿度相関関数と2つの湿度補正値相関関数から湿度および被検出ガスの濃度をそれぞれ求めるものであり、これにより、規格化出力の差が湿度と比例関係を持つため湿度を一義的に決定でき、その結果として被検出ガスの濃度も決定できるうえ、温度による熱伝導率の変化に起因した湿度相関関係と2つの湿度補正値相関関数の温度特性を最小印加電流時の発熱素子の両端電圧で補正しているため、湿度と被検出ガスの濃度を高精度に決定できるという作用効果が得られる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
湿気を含む大気と混合した被検出ガスに接触する発熱素子と、この発熱素子に電流を流す電源装置と、この発熱素子の両端電圧を測定する電圧計と、この電圧計の出力電圧から湿度および被検出ガスの濃度を演算出力する演算部を有し、前記発熱素子に少なくとも3段階以上の電流をステップ状に規定時間連続して流し、それぞれの電流値に対する前記発熱素子の規定時間経過後の両端電圧を前記演算部へ取り込み、最小印加電流時の前記発熱素子の両端電圧と濃度既知の被検出ガスであらかじめ求めた0点変動および感度変動の補正式とからその他の電流を流した時の前記発熱素子の両端電圧の値を補正することで規格化出力をそれぞれ求め、この規格化出力の差と最小印加電流時の前記発熱素子の両端電圧とをパラメータとして用いた湿度相関関数から湿度を求めるとともに、前記規格化出力の差と最小印加電流時の前記発熱素子の両端電圧とをパラメータとして用いた2つの湿度補正値相関関数から前記規格化出力の湿度による0点変動および感度変動を補正することで被検出ガスの濃度を求める行程を1サイクルとして繰り返すことで湿度および被検出ガス濃度を出力するように構成したガスセンサ。
IPC (4件):
G01N27/18 ,  B60H3/00 ,  H01M8/00 ,  H01M8/04
FI (5件):
G01N27/18 ,  B60H3/00 B ,  H01M8/00 Z ,  H01M8/04 H ,  H01M8/04 Y
Fターム (26件):
2G060AA01 ,  2G060AB02 ,  2G060AB03 ,  2G060AE19 ,  2G060AF09 ,  2G060AG08 ,  2G060AG10 ,  2G060BA05 ,  2G060BB05 ,  2G060BB09 ,  2G060BD06 ,  2G060BD08 ,  2G060HC02 ,  2G060HC08 ,  2G060HC13 ,  2G060HC19 ,  2G060HC21 ,  2G060HD03 ,  2G060KA01 ,  2G060KA04 ,  5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027KK31 ,  5H027KK51 ,  5H027MM01 ,  5H027MM26
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 大気ガス検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-238820   出願人:リコー精器株式会社

前のページに戻る