特許
J-GLOBAL ID:200903040015220268

電磁クラッチおよびこれを用いた駆動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-313910
公開番号(公開出願番号):特開2001-132777
出願日: 1999年11月04日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】電磁クラッチの電磁コイルへの通電電流をデューティ制御する際の通電電流の繰り返しの変動の変動幅を低減して、電磁クラッチのクラッチ特性の変動を抑制するとともに異音の発生を防止する。【解決手段】電磁クラッチにおける循環磁路Xの近傍に、非磁性かつ高導電性部材である銅リング18を配設する。銅リング18の配設により磁束数の変動に起因する逆起電圧が発生して、電磁コイルの電流変動とは逆向きの逆向電流が発生する。この逆向電流は、通電電流の変動を相殺すべく作用して、通電電流の繰り返しの変動の変動幅を低減させ、電磁クラッチの係合力は変動幅の少ない状態に維持され、また、係合力の繰り返しの変動に起因する異音の発生が低減される。
請求項(抜粋):
磁路形成部材と、同磁路形成部材の一側に位置するクラッチと、同クラッチの一側に位置するアーマチャと、前記磁路形成部材の他側に位置する電磁石を備え、同電磁石への通電により生じる磁力にて前記アーマチャを前記電磁石側へ吸引して前記クラッチを係合させる電磁クラッチにおいて、前記電磁石への通電時に形成される循環磁路の近傍に、非磁性かつ高導電性部材を配設したことを特徴とする電磁クラッチ。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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