特許
J-GLOBAL ID:200903040019329825

高窓の開閉操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-284296
公開番号(公開出願番号):特開平7-113370
出願日: 1993年10月18日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【構成】 ハンドルの入力軸3を時計方向に回転させると、遊星歯車機構を介して巻取ドラム5が反時計方向に回転されてワイヤが巻き取られる。巻取ドラム5は太陽歯車7と内歯歯車11の歯車比分減速されて駆動される。開窓ボタンの操作によりロックレバー15の係止を解除して鎖線の退避位置に揺動させると、ロック爪18が爪車9、12から離脱し、巻取ドラム5の時計方向の回転が許容されて、ワイヤが繰り出されつつ開窓される。その際の巻取ドラム5の回転力は、遊星歯車機構によりハンドルの入力軸3には伝達されない。【効果】 閉窓時における巻取ドラムの減速機能と、開窓時において巻取ドラムと入力軸との駆動連結を外すクラッチ機能を遊星歯車機構1つで賄うようにしたから、装置がコンパクトにまとめられる。
請求項(抜粋):
窓枠に障子を開窓付勢して取り付けた高窓の前記障子に連結されたワイヤを巻き取る巻取ドラムを、一端側に連結されるハンドルにより正逆両方向の回転可能に基体に軸支した入力軸に相対的回転自由に嵌装し、該入力軸の他端側に太陽歯車を設けるとともに、外周に係止歯と内周に内歯歯車を夫々形成して前記巻取ドラムと一体回転するドラム側爪車と、外周に同じく係止歯を形成しかつ前記太陽歯車と前記内歯歯車とにかみ合う遊星歯車を軸支した遊星側爪車とを並設し、前記両爪車の前記係止歯と係合してそれぞれの定められた一方向の回転のみを阻止する各別のロック爪を該両爪車に係脱の切り換え可能に装置したロック機構を設けたことを特徴とする高窓の開閉操作装置。

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