特許
J-GLOBAL ID:200903040022763331
偏平なリラクタンス型3相電動機
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310037
公開番号(公開出願番号):特開平8-140320
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 偏平で出力トルクが大きく高速回転のできる3相のリラクタンス型の電動機を得ることが目的である。【構成】 外周に3n個(nは2以上の正整数)の磁極とそれに捲着された第1,第2,第3の相の電機子コイルを有する偏平な固定電機子と、カップ型の回転子の外側内周に固定された磁性体回転子の突極と、該突極内周と磁極外周とを僅かな空隙を介して対向して回転するようにカップ型の回転子の回転軸を支持するボール軸受と、突極の位置を検知して第1,第2,第3の相の位置検知信号を得て、この位置検知信号により第1,第2,第3の相の電機子コイルの急速な通電制御を行って高速回転を行う通電制御回路とより構成されたものである。
請求項(抜粋):
電気角で120度の巾の第1,第2,第3の相の磁極が円周面に配設された珪素鋼板積層体で作られた偏平な円板状の固定電機子と、第1,第2,第3の相の磁極のそれぞれに捲着された第1,第2,第3の相の電機子コイルと、該電機子コイルを含んで前記した固定電機子をプラスチック成型により円板状に成型する手段と、偏平なカップ状の金属回転子の外周内側に固定された珪素鋼板積層体で作られた磁性体回転子と、該磁性体回転子の内周面より突出された電気角で180度の巾で180度の巾だけ離間した偶数個の突極と、金属回転子の回転軸を固定電機子の中央部に装着したボール軸受により回動自在に支持するとともに、前記した磁極外周面と突極内周面が僅かな空隙を介して対向回転せしめる手段と、金属回転子の外周面と僅かな空隙を介してコイル面を対向して本体に固定された1個の位置検知コイルと、金属回転子が電気角で120度回転するに従って位置検知コイルと対向する金属回転子の外周面の対向面積を変更して位置検知コイルのインピーダンスを変化することにより、第1,第2,第3の相の突極の位置検知信号を得る位置検知装置と、第1,第2,第3の相の電機子コイルのそれぞれに直列に接続された半導体スイッチング素子と、該電機子コイルと半導体スイッチングとの直列接続体に供電する直流電源と、第1,第2,第3の相の位置検知信号を介してそれぞれ第1,第2,第3の相の電機子コイルに直列に接続した半導体スイッチング素子を位置検知信号の巾だけ導通して電機子コイルを通電する通電制御回路と、半導体スイッチング素子が位置検知信号の末端で不導通に転化したときに、該半導体スイッチング素子と電機子コイルとの接続点より、ダイオードを介して電機子コイルにより蓄積された磁気エネルギを小容量のコンデンサに流入充電して保持することにより電機子コイルの通電電流の降下を急速とする電気回路と、設定された角度だけ磁性体回転子が回転して次に通電される電機子コイルが位置検知信号によりその巾だけ通電されるときに、その通電の開始されると同時に前記した小容量のコンデンサに蓄積された静電エネルギを、該電機子コイルに流入せしめて、通電電流の立上がりを急速とする電気回路とより構成されたことを特徴とする偏平なリラクタンス型3相電動機。
IPC (5件):
H02K 19/10
, H02K 11/00
, H02P 7/00 101
, H02P 7/05
, H02P 8/16
FI (3件):
H02K 11/00 C
, H02P 7/00 501
, H02P 8/00 G
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