特許
J-GLOBAL ID:200903040023054270

2ピース缶用冷延鋼板に適用される熱延鋼板の製造方法および2ピース缶用冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-057862
公開番号(公開出願番号):特開平9-249937
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】薄肉化によって顕在化する材料起因の割れに対する抵抗が著しく高い2ピース缶用冷延鋼板に適用される熱延鋼板の製造方法を提供すること。【解決手段】C:0.03〜0.06wt%、Si:0.03wt%以下、Mn:0.3〜1.0wt%、P:0.02wt%以下、S:0.02wt%以下、sol.Al:0.02〜0.1wt%、N:0.0010〜0.0040wt%、Total O:0.0025wt%以下を含有し、S/10+Oが0.0035wt%以下である鋼を溶製後、F値とスラブ厚tとが0.022t-2.7≦F≦0.022t-1.3を満足し、かつF値とモールドパウダーの粘性値ηとが0.169η+1.45≦F≦0.169η+3.05を満足する条件で連続鋳造した鋳片を、スラブ厚/熱延仕上厚で示される全圧下比を125以上にして熱間圧延し、2ピース缶用冷延鋼板に適用される熱延鋼板を得る。
請求項(抜粋):
C:0.03〜0.06wt%、Si:0.03wt%以下、Mn:0.3〜1.0wt%、P:0.02wt%以下、S:0.02wt%以下、sol.Al:0.02〜0.1wt%、N:0.0010〜0.0040wt%、Total O:0.0025wt%以下を含有し、S/10+Oが0.0035wt%以下である鋼を溶製後、以下の(1)式で定義されるF値とスラブ厚tとが以下の(2)式を満足し、かつF値とモールドパウダーの粘性値ηとが(3)式の関係を満足する条件で連続鋳造した鋳片を、スラブ厚/熱延仕上厚で示される全圧下比を125以上にして熱間圧延することを特徴とする、2ピース缶用冷延鋼板に適用される熱延鋼板の製造方法。F=ρ×Q/4×V×(1-sinθ)/D......(1)ただし、Q:溶鋼吐出量(m3 /sec)、V:スラブ短辺衝突速度(m/sec )、θ:スラブ短辺衝突角度(deg)、D:スラブ短辺衝突深さ(m)、ρ:溶鋼密度(kg/m3 ) 0.022t-2.7≦F≦0.022t-1.3......(2) 0.169η+1.45≦F≦0.169η+3.05......(3)
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (2件):
C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/06

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