特許
J-GLOBAL ID:200903040035346756

データ圧縮・復元処理における誤り制御処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-046589
公開番号(公開出願番号):特開平5-252048
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】本発明は、ユニバーサル符号に従うデータ圧縮・復元処理における誤り制御処理方式に関し、通信システムに適用する場合に、圧縮側/復元側でエラーが発生しても、データの圧縮/復元処理を最初からやり直さなくても済むようにすることを目的とする。【構成】一定期間を検出単位として、ユニバーサル符号化/復号化処理においてエラーが発生したのか否かを検出する構成を採って、エラーが発生する場合に、学習データを正常一定期間のものまでに復帰させて、そのエラー発生期間からデータの圧縮/復元処理をやり直していくように構成し、また、エラーが発生する場合に、エラー発生期間の復元データを隣接する一定期間のものに置き換えるとともに、学習データを正常一定期間のものまでに復帰させて、そのエラー発生期間に続く一定期間からデータの圧縮/復元処理を続行していくように構成する。
請求項(抜粋):
データ圧縮・復元処理における誤り制御処理方式であって、圧縮側では、学習データを蓄積手段(11)に蓄積しつつ、該蓄積手段(11)の管理する学習データを基にして処理対象データのユニバーサル符号化処理を実行する符号化手段(10)と、該符号化手段(10)の実行する符号化処理の周期的な一定期間経過を検出する期間検出手段(12)と、該期間検出手段(12)の検出する一定期間毎に、該符号化手段(10)の出力する圧縮データに識別符号を付加する付加手段(13)と、復元側からエラー通知を受け取るときに、エラー発生期間の処理対象データを該符号化手段(10)に再供給する再供給手段(18)と、復元側からエラー通知を受け取るときに、該蓄積手段(11)の管理する学習データを正常一定期間のものまでに復帰させてから、該符号化手段(10)に対して符号化処理の再開を指示する再開手段(14a) とを備え、一方、復元側では、学習データを蓄積手段(21)に蓄積しつつ、該蓄積手段(21)の管理する学習データを基にして処理対象符号のユニバーサル復号化処理を実行する復号化手段(20)と、該復号化手段(20)の実行する復号化処理の周期的な上記一定期間経過を検出する期間検出手段(22)と、該期間検出手段(22)の検出する一定期間毎に、処理対象符号に識別符号が付加されているか否かをチェックすることでエラー発生を検出するエラー検出手段(24)と、該エラー検出手段(24)がエラー発生を検出するときに、圧縮側に対してエラー通知を発行する発行手段(25)と、該エラー検出手段(24)がエラー発生を検出するときに、該蓄積手段(21)の管理する学習データを正常一定期間のものまでに復帰させてから、該復号化手段(20)に対して復号化処理の再開を指示する再開手段(23a) とを備えることを、 特徴とするデータ圧縮・復元処理における誤り制御処理方式。

前のページに戻る