特許
J-GLOBAL ID:200903040037253313

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-330718
公開番号(公開出願番号):特開2000-156444
出願日: 1998年11月20日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】 冷媒蒸気とともに飛散した液冷媒が放熱チューブ21内へ進入することを防止して、冷媒が良好に循環できる沸騰冷却装置を提供することにある。【解決手段】 コア部の放熱チューブ21は、一方の端部が蒸気側ヘッダ19のヘッダプレート19aに開けられた長孔に差し込まれ、且つヘッダプレート19aの内壁面より蒸気側ヘッダ19の内部へ突出して、その先端に開口部21aを有している。これにより、冷媒槽3の沸騰空間より冷媒蒸気とともに飛散した液冷媒が蒸気側ヘッダ19内へ進入しても、蒸気側ヘッダ19内の気液分離構造(放熱チューブ21の端部がヘッダプレート19aの内壁面より蒸気側ヘッダ19の内部へ突出している構造)によって液冷媒と冷媒蒸気とが分離され、液冷媒が放熱チューブ21へ進入することを阻止でき、略冷媒蒸気のみが放熱チューブ21へ進入することができる。
請求項(抜粋):
冷媒の相変化による熱輸送を行う沸騰冷却装置であって、内部に液冷媒を貯留し、その液冷媒が発熱体の熱を受けて沸騰する沸騰空間を形成する冷媒槽と、前記沸騰空間で沸騰した冷媒蒸気が流入するヘッダと、このヘッダ内に開口する放熱チューブを有し、前記ヘッダから前記放熱チューブを流れる冷媒蒸気を外部流体との熱交換によって液化するコア部とを備え、前記ヘッダから前記放熱チューブへ冷媒蒸気が支配的に流れるように前記ヘッダ内に気液分離構造を設けており、その気液分離構造は、前記放熱チューブの端部が前記ヘッダの内部へ差し込まれて前記ヘッダの内壁面から突出している構造を有することを特徴とする沸騰冷却装置。
Fターム (4件):
5F036AA01 ,  5F036BA08 ,  5F036BB45 ,  5F036BB53

前のページに戻る