特許
J-GLOBAL ID:200903040038634884

移動体検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 美次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004511
公開番号(公開出願番号):特開平8-188154
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】故障時に系間切換が不要で、系間切換に付随する瞬断による影響を受けない多重系の移動体検知装置を提供する。【構成】発振回路11、12は、周波数の異なる周波数信号S1、S2を発生する。信号合成回路13は、周波数信号S1、S2を同時に含む信号S3を生成して出力する。送信子14は、移動体4の走行路に向けて、信号S3を送信波F1として送信する。受信子21は、移動体4の有または無に応じて、送信子14と結合状態または非結合状態となり、結合時に送信波F1を受信する。周波数弁別回路22、23は、送信波F1に含まれる周波数信号S1、S2を個別に抽出して出力する。判定回路24、25は、周波数信号S1、S2のレベルを判定し、移動体の有無を示す検知信号S4、S5を出力する。論理回路26は、検知信号S4、S5の論理和をとり、移動体検知信号S6として出力する。
請求項(抜粋):
送信装置と、受信装置とを含む移動体検知装置であって、前記送信装置は、少なくとも2つの発振回路と、信号合成回路と、送信子とを有しており、前記発振回路のそれぞれは、周波数の異なる周波数信号を発生するものであり、前記信号合成回路は、前記発振回路から前記周波数信号が与えられ、各周波数信号を同時に含む信号を生成して出力するものであり、前記送信子は、移動体の走行路に向けて、前記信号合成回路から与えられる前記信号を送信波として送信するものであり、前記受信装置は、受信子と、少なくとも2つの周波数弁別回路と、少なくとも2つの判定回路と、論理回路を有しており、前記受信子は、前記移動体の有または無に応じて、前記送信子と結合状態または非結合状態となり、結合時に前記送信波を受信するものであり、前記周波数弁別回路のそれぞれは、前記受信子に共通に接続され、前記送信波に含まれる前記周波数信号を個別に抽出して出力するものであり、前記判定回路のそれぞれは、前記周波数弁別回路のそれぞれに個別に接続され、前記周波数弁別回路から与えられる前記周波数信号のレベルを判定し、前記移動体の有無を示す検知信号を出力するものであり、前記論理回路は、前記判定回路から与えられる前記検知信号の論理和をとり、その論理和を移動体検知信号として出力する移動体検知装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-358959
  • 特開平4-358959

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