特許
J-GLOBAL ID:200903040051695191

伝熱管の振れ止め構造とその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-230157
公開番号(公開出願番号):特開2003-042404
出願日: 2001年07月30日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 伝熱管の摩耗と伝熱管側の振れ止め用ラグ溶接部の割れを防止する吊下げ型伝熱管振れ止め構造を提供すること。【解決手段】 L字型ラグ3を用いて、小片4等を伝熱管2に溶接固定し、その小片4等と溝を設けた棒状の連結金具1が取り合うことで伝熱管2を整列させる構成とする。小片4を連結金具1で挟み込む構造とすることで、スートブロア噴霧時のコイル振動による力の作用位置から伝熱管2までの距離を、従来のL字型ラグ3を連結金具1で挟み込む構造に比べて溶接部の溶接面から小片当接位置面までの距離に比較して低減でき、伝熱管2と小片4との取合い構造に生じる応力は割れを防止できる程度に小さくなる。経年ボイラ火炉においては、既設のL字型ラグ3を流用して小片4を設置するだけで本発明の振れ止め構造の機能を有することになり、経済性に優れている。
請求項(抜粋):
隣接する複数の伝熱管を一つの連結金具で連結して伝熱管の長手方向に対して直交する方向の揺れを抑制する吊り下げ型の伝熱管の振れ止め構造組立方法において、溶接部と突起部からなる側面視L字型ラグの溶接部の側面と矩形の小片をそれぞれ伝熱管に接続し、隣接する複数の伝熱管を連結する連結金具に前記小片が遊嵌する凹状の溝を設け、複数の前記伝熱管の小片とL字型ラグの溶接部と突起部とが作る空間部に前記連結金具を挿入し、かつ連結金具の凹状の溝に小片を嵌め込みながら複数の伝熱管に橋渡し、さらにL字型ラグの突起部の頂部にストッパを接続したことを特徴とした伝熱管の振れ止め構造組立方法。
IPC (2件):
F22B 37/10 602 ,  F22B 37/20
FI (2件):
F22B 37/10 602 Z ,  F22B 37/20 B

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