特許
J-GLOBAL ID:200903040056471615
熱電素子材料及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
丸山 敏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-269459
公開番号(公開出願番号):特開平10-093147
出願日: 1996年09月18日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 粉末の予備成形体形成と予備成形体の加圧焼結を大気雰囲気下で行なっても、キャリア濃度の上昇又は低下が抑制された熱電素子材料及びその製造方法を提供する。【解決手段】 熱電素子を構成する金属の原料粉末に、原料金属のどの金属よりも酸素との親和力の大きい金属の粉末を添加し、これら粉末を無酸素雰囲気下で混合し、混合された粉末を大気雰囲気下で予備成形体に形成し、該予備成形体を大気雰囲気下で加圧焼結して緻密な成形体とする。予備成形体の形成工程で、予備成形体の内部に侵入した大気中の酸素は、酸素との親和力の大きい添加金属と選択的に反応し、前記添加金属の酸化物となるようにしたもので、得られた熱電素子材料は、原料金属の組織中に、酸素との親和力の大きい添加金属の酸化物が略均一に分散している。
請求項(抜粋):
熱電素子を構成する金属の原料粉末を秤量し、秤量された金属原料粉末を混合し、該混合粉末をプレスして予備成形体を形成し、該予備成形体を加圧焼結することにより熱電素子材料を製造する方法において、前記金属原料粉末に、原料金属のどの金属よりも酸素との親和力の大きい金属の粉末を添加し、これら粉末を無酸素雰囲気下で混合し、混合された粉末を大気雰囲気下で予備成形体に形成し、該予備成形体を大気雰囲気下で加圧焼結するものであって、予備成形体の形成工程で、予備成形体の内部に侵入した大気中の酸素は、酸素との親和力の大きい添加金属と選択的に反応して前記添加金属の酸化物となるようにしたことを特徴とする熱電素子材料の製造方法。
IPC (3件):
H01L 35/16
, H01L 35/34
, B22F 3/14
FI (3件):
H01L 35/16
, H01L 35/34
, B22F 3/14 D
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