特許
J-GLOBAL ID:200903040058922959

X線CTスキャナのガントリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-331868
公開番号(公開出願番号):特開平6-178769
出願日: 1992年12月11日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】仮想支点方式でのチルト動作を安定性を向上させ、機械的耐久性及び画質を高める。駆動系、ブレーキ系の故障によるチルト制御のフェイルセーフを図る。【構成】ガントリ本体1のメインフレーム2の両側にセクタギア4、5を固設。一方のセクタギア4にRガイド6のレール部6aを、他方のセクタギア5にレール7を設置。ベース11の両側のスタンド12、13に各々、Rガイドのナット部6b,6b及びカムフォロア8...8を取り付け、メインフレーム2をチルト自在に支持。電動モータ20の回転を駆動軸21、ギア22、23及び24、25でセクタギア4、5のギア面4a,5aに伝達。電動モータ20、駆動軸21にブレーキ21a,26を各々設置。両サイドのチルト側と支持側をガススプリング30,31で各々連結し、自重による回転モーメントに対向させる。
請求項(抜粋):
診断用の開口を有し、この開口に挿入された被検者にX線を照射するガントリ本体と、このガントリ本体をチルト可能に支持する支持部と、この支持部と上記ガントリ本体の間に介在し且つ上記ガントリ本体をチルトさせる駆動部とを備え、上記ガントリ本体の重心位置に対してチルト中心位置が偏心した構成のX線CTスキャナのガントリにおいて、上記ガントリ本体には円弧状のギアを有したサイド部材を上記軸方向両側に配設すると共に、上記支持部には上記ギアの各々に噛合する回転ギアを個別に配設し、上記駆動部は、単一の回転駆動源と、この回転駆動源の回転を上記回転ギアの各々に伝達する回転伝達機構とを備えたことを特徴とするX線CTスキャナのガントリ。

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