特許
J-GLOBAL ID:200903040065187024

水性分散体および水性塗料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白井 重隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-092641
公開番号(公開出願番号):特開平6-200110
出願日: 1991年04月01日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 作業衛生上の問題を解決し、しかも塗料の流動性、耐熱水性、屈曲性、密着性、保存安定性が改良された水性コーティング剤に好適な水性分散体およびそれを用いた水性塗料を得る。【構成】 (イ)(a)フェニル基含有不飽和カルボン酸エステル、(b)アルキル(メタ)アクリレート、(c)芳香族ビニル単量体、および(d)その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体を乳化重合して得られ、かつ共重合体のガラス転移温度が-20〜+130°Cであるアクリル系共重合体ラテックス、(ロ)(e)エチレン系不飽和カルボン酸、(f)アルキル(メタ)アクリレート、(g)芳香族ビニル単量体、および(h)その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体を共重合して得られ、共重合体の重量平均分子量が4,000〜200,000であり、かつガラス転移温度が-20〜+160°Cである水溶性アクリル樹脂を主成分とする水性分散体、ならびに前記(イ)、(ロ)成分および(ハ)熱硬化性樹脂を主成分する水性塗料。
請求項(抜粋):
下記(イ)アクリル系共重合体ラテックスを固形分換算で10〜95重量部、下記(ロ)水溶性アクリル樹脂を固形分換算で90〜5重量部〔ただし、(イ)+(ロ)=100重量部〕を主成分とする水性分散体。(イ);(a)下記一般式(I)で表されるフェニル基含有不飽和カルボン酸エステル1〜70重量%、【化1】〔式中、R1 は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、Xは-R2 -、-(R2 O)n-、または-(R2 O)n-CO-で表される基(ここで、R2は炭素数1〜10のアルキレン基)、R3 は水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のヒドロキシアルキル基、-COOR4 で表される基(ここで、R4 は、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のヒドロキシアルキル基から選ばれるものである)を示し、mは0または1を、nは1〜5の数を示す。〕(b)アルキル(メタ)アクリレート30〜70重量%、(c)芳香族ビニル単量体0〜60重量%、および(d)その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体0〜69重量%〔ただし、(a)+(b)+(c)+(d)=100重量%〕を乳化重合して得られ、かつ共重合体のガラス転移温度が-20〜+130°Cであるアクリル系共重合体ラテックス。(ロ);(e)エチレン系不飽和カルボン酸5〜60重量%、(f)アルキル(メタ)アクリレート0〜60重量%、(g)芳香族ビニル単量体0〜75重量%、および(h)その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体0〜95重量%〔ただし、(e)+(f)+(g)+(h)=100重量%〕を共重合して得られ、共重合体の重量平均分子量が4,000〜200,000であり、かつガラス転移温度が-20〜+160°Cである水溶性アクリル樹脂。
IPC (7件):
C08L 33/04 LJG ,  C08F299/02 MRS ,  C08L 33/02 LHR ,  C09D 5/02 ,  C09D133/02 PFW ,  C09D133/04 PFY ,  C09D125/06 PFB
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-144539

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