特許
J-GLOBAL ID:200903040067333125

超音波臨界角探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 重光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-000520
公開番号(公開出願番号):特開平9-297125
出願日: 1990年11月26日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】超音波臨界角探傷法の精度を完全なものとすることは困難であり、且つ装置が複雑である。【解決手段】集束型超音波探触子から成る送信側探触子1及び受信側探触子2を、両者の音軸の交点6がそれぞれの探触子の焦点と重なるように台座9に配置する。測定に際しては、該音軸の交点6を測定対象の測定面7上に来るように、且つ測定面の法線8と両探触子の音軸がなす角が等しくなるように台座9を設置する。そして、一部の超音波ビームのみを通過させる超音波マスク3を台座9と測定対象との間で上下させることで、所望の入射角の超音波ビームを抽出し、その反射ビームを検出する。
請求項(抜粋):
(a)集束型超音波探触子よりなる送信側探触子及び受信側探触子と、(b)両探触子の音軸の交点と両探触子の焦点を一致させる位置及び方向で両探触子を設置し、該音軸の交点を測定対象の測定面上に定め、かつ該測定面の法線に対して両探触子の音軸が等角度をなすように配置される台座と、(c)該台座と測定対象との間を前記測定面の法線方向に移動し、送信側探触子から測定対象に入射される超音波の一部のビームと該ビームが測定対象面で反射したビームのみを通過させる超音波マスクとを備えたことを特徴とする超音波臨界角探傷装置。

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