特許
J-GLOBAL ID:200903040069366330

溶融スラグの貯蔵方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-291607
公開番号(公開出願番号):特開2002-097042
出願日: 2000年09月26日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】 高信頼性の下に安全性を保障すること。【解決手段】 第2貯蔵庫12bの貯槽部14b内には、バケット搬送装置40を介して、スラグ搬入槽42から所定量の溶融スラグ10が堆積収納されている。溶融スラグ10が貯槽部14b内に収容されると、散水ノズル35bを介して、雨水集水槽30内の雨水W1が、洗浄水W2として散水される。散水された洗浄水W2は、堆積収容されている粒状の溶融スラグ10間の間隙を通って、下方に流下する。この流下する際に、洗浄水W2は、溶融スラグ10から溶出されている物質を携行して、洗浄浸出水W3となる。洗浄浸出水Wは、貯槽部14aの下端に到達すると、有孔パイプ28bを介して、集排水ピット16bに排出され、この集排水ピット16bの下端に集水される。集排水ピット16b内に集水された洗浄浸出水W3は、この後に水質検査に供される。
請求項(抜粋):
下端および側方が閉塞され、上端が開口した容器状の貯槽部と、前記貯槽部の側方に併設された集排水ピットとを有する貯蔵庫を備え、廃棄物の溶融処理工場から排出される溶融スラグを前記貯槽部に一時的に収容する溶融スラグの貯蔵方法であって、前記貯槽部内に堆積収容した前記溶融スラグの上部側から洗浄水を散水し、前記溶融スラグ間を流下した洗浄浸出水を前記貯槽部の下方から前記集排水ピット内に集水し、前記集排水ピット内に集水された前記洗浄浸出水の水質検査をすることを特徴とする溶融スラグの貯蔵方法。
Fターム (2件):
4G012JB03 ,  4G012JC05

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