特許
J-GLOBAL ID:200903040080977236
クレーンの支持状態監視方法および同装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-047663
公開番号(公開出願番号):特開平11-246176
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 アウトリガ反力の不均等、地盤耐力、クレーンの転倒についてアウトリガ反力値のみの情報によって正確な判断を行う。【解決手段】 歪み検出器からの検出情報に基づいてアウトリガに実際に作用する実反力値Pを求める一方、そのときのアウトリガ張出し長さから理想反力値Ppを割り出し、前後両側のアウトリガ組において左右のアウトリガの実反力値Pの差ΔPと、理想反力値Ppの差ΔPpを比較し、これらの差ΔPaと、予め設定された許容値ΔPbとを表示してΔPaがΔPb内に入るようにオペレータにアウトリガ操作を促し、各アウトリガ反力が均等となるようにしたクレーンの支持状態監視方法および同装置。
請求項(抜粋):
少なくとも機体の前後両側にそれぞれ左右一組のアウトリガが設けられたクレーンにおいて、(i) 無負荷にて各アウトリガを張出して機体を支持した状態で、地盤から各アウトリガに実際に作用する反力である実反力値を検出し、(ii) このときのアウトリガ張出し長さにおいて理想とされる反力値である理想反力値を求め、(iii) 前後それぞれにおいて左右のアウトリガに作用している実反力値PL,PRの差(PL-PR=ΔP)と、この両アウトリガの理想反力値PpL,PpRの差(PpL-PpR=ΔPp)を求め、(iv) この左右のアウトリガについての実反力値差ΔPと理想反力値の差ΔPpの差(ΔPp-ΔP)が許容値以内となるようにアウトリガを操作することを特徴とするクレーンの支持状態監視方法。
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