特許
J-GLOBAL ID:200903040081169540
熱伝達ユニット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西山 善章
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-260695
公開番号(公開出願番号):特開平9-113158
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 ラップトップ・コンピュータのCPUを冷却する安価で軽量なシステムであって、バッテリからの電力を使用せずに、LCDを加熱するシステム。【解決手段】 ラップトップ・コンピュータ(10)において、CPUから発生した熱は、LCD(70)の裏に配置された放熱器様要素(80)に受動的に熱伝導され、放熱器様要素は熱を用いてLCD(70)を暖める。CPU(20)は、2相冷却剤(130)を含み液体を入れないハウジング(40)に囲まれる。ハウジングの出口と液体を連絡する第1管(110)が、熱で気化した冷却剤を放熱器(80)の入口(90)に伝達する。冷却剤は、放熱器様要素内に形成された複数の柱(240)を通って流れ、このプロセスで熱を伝達し、凝縮する。伝達された熱は、LCDに放射され、これはこのプロセスで暖められるのが望ましい。凝縮した冷却剤は、放熱器様要素内の出口(100)から、第2管(120)を通ってハウジングに流れ込む。
請求項(抜粋):
中央処理ユニット(CPU)(20)の集積回路(230)および液晶ディスプレー(LCD)(70)を有するポータブル・コンピュータ(10)の熱伝達ユニットで、熱伝達ユニットは、前記LCD(70)の背面に隣接して熱を消費する冷却剤伝達要素(80)を特徴とし、前記要素(80)は入口(90)および出口(100)を有し、さらに前記CPU(20)を囲んで入口(50)と出口(60)とを有する冷却剤収容チャンバ(40)と、前記冷却剤収容チャンバ(40)の前記出口(60)を前記冷却剤伝達要素(80)の前記入口(90)に結合する第1冷却剤運搬導体(110)と、前記冷却剤伝達要素(80)の前記出口(100)を前記冷却剤収容チャンバ(40)の前記入口(50)に結合する第2冷却剤運搬導体(120)と、前記冷却剤伝達要素(80)、第1および第2冷却剤運搬導体(110、120)、および前記冷却剤収容チャンバ(40)によって規定される冷却剤路の少なくとも一部を占める2相冷却剤(130)とを特徴とし、前記CPU(20)から発生した熱は第1導体(110)の前記冷却剤によって前記要素(80)へ伝わり、前記熱の少なくとも一部が前記LCD(70)を暖め、前記冷却剤は相が変化して、第2導体(120)によって、前記CPU(20)を冷却して低くなった温度で前記チャンバ(40)に戻る。
IPC (2件):
F28D 15/02
, F28D 15/02 102
FI (3件):
F28D 15/02 G
, F28D 15/02 L
, F28D 15/02 102 B
前のページに戻る