特許
J-GLOBAL ID:200903040083861956

大径角形鋼管の成形工法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-276315
公開番号(公開出願番号):特開平5-092214
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 角形鋼管のコーナー部Rの残留応力を除去し、靭性を改善すると共に、加工硬化を伴うことなく、歪み、曲がり、捩れを矯正し、均一で、かつ安定した材質よりシャープな断面を備えた大径角形鋼管を成形する工法・装置の提供。【構成】 一枚厚肉鋼板を冷間プレス加工により折り曲げ成形し、長手軸方向直角断面を略、角形近似形鋼材またはコ字形鋼材に形成して、その長手軸方向開口縁相互、または一対のコ字形鋼材向き合わせて両脚縁相互を突合せ溶接し、ワンシームまたはツーシーム角形近似鋼管を成形した後、同鋼管を熱処理し鋼材を調質してから、残部の加工量を冷間塑性加工により施して規格鋼管断面を形成する一方、熱処理などに基づく鋼管の歪み、捩じれなどの歪みを矯正し、鋼管の機械的強度を向上させることよりなる大径角形鋼管の成形工法・装置。
請求項(抜粋):
一枚厚肉鋼板を、プレス加工により長手軸方向に沿い複数回曲げ、各コーナーR部を形成し、その断面を一部開口した五角形またはコ字形に成形した後、長手軸方向継目を溶接して断面五角形近似または六角形近似の半成形鋼管を形成し、前記鋼管を所定温度に均一加熱して熱処理した後、鋼管全体を常温付近の温度まで冷却し、角形成形ロール工程に装入して、前記半成形鋼管を冷間塑性加工により、規格に沿った角形断面鋼管に成形することを特徴とする大径角形鋼管の成形工法。
IPC (3件):
B21C 37/15 ,  B21D 5/12 ,  B21D 47/01

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